吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之出演!藤井道人監督が染井為人の小説『正体』を映画化&超特報解禁

映画『正体』超ティザービジュアル (C)2024 映画「正体」製作委員会

吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之出演!藤井道人監督が染井為人の小説『正体』を映画化&超特報解禁

7月11日(木) 6:00

染井為人によるサスペンス小説『正体』(光文社文庫)が、藤井道人監督により映画化され、11月29日より公開されることが決定。主演以外のキャストとして、吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈、山田孝之の出演が発表されたほか、超特報映像と超ティザービジュアルが解禁された。

【動画】吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之がメインキャストに!主人公の“正体”が不明の映画『正体』超特報

本作は、『余命10年』『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメント。

今回、主演の“正体”は不明のまま、そのほかのメインキャストが解禁され、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、さらに山田孝之と、本作への出演を熱望した“主演級”の豪華キャストが明らかに。藤井組に俳優として出演するのは、全員今回が初となる。

日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公・鏑木。吉岡が演じるのは、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる沙耶香役。森本は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う和也役。山田杏奈は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く舞役。山田孝之は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う刑事の又貫役。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは。彼は、凶悪犯なのか、無実の青年なのか?

主人公・鏑木は変装と潜伏を繰り返しながら日本中を駆け巡り488日間におよぶ逃走劇を繰り広げるが、その撮影は2023年の夏と2024年初頭の冬に全国各地で行われた。撮影当時について、吉岡は「藤井道人監督の丁寧な導きや、柔らかな感性と思考回路に背中を押されて私自身も踏ん張りながら目を逸らさず本と向き合うことが出来ました。スタッフの皆様もあの過酷な現場をプロフェッショナルな技術と精神力で走られていてとてもカッコ良い精鋭部隊だなと思いました」とコメント。

森本は「初めての藤井組への参加でとても緊張していましたが、皆さんの作品に対する向き合い方や監督への信頼度など、何もかもがとても刺激的に感じられ、ずっと勉強していたいと思える現場でした」、山田杏奈は「日々目の前で起こることの一つ一つを新鮮に受け止めながらすごく楽しく演じさせていただきました」と語っている。

藤井監督は、それぞれ初タッグとなる4人について「ずっと目標だった山田孝之さんとの作品作りは、僕の映画人生の中でも特別な時間でした。尋常ではない緊張感の中で役を生きる山田孝之という怪物の本質に出会えたことに感謝しています。そして、ずっと念願だった吉岡里帆さん、山田杏奈さんとの刺激的な撮影の日々。森本慎太郎さんという新しい才能との出会い。その魅力の全てをこの『正体』に込めることが出来ました」とコメントを寄せている。

映画化発表と併せて、主人公の“正体”が不明の超特報と超ティザービジュアルが解禁。ともに、逃げる鏑木のバックショットを中心に、「信じる」吉岡里帆、「疑う」森本慎太郎、「恋する」山田杏奈、「追う」山田孝之が登場する、鏑木と4人との関係性が表現されたものとなっている。

この正体が明かされていない主人公・鏑木について、吉岡は「今作で正体を暴かれる青年は優しくて純粋で脆くて悲しい。どこか放っておけないような存在」と評する。演じる主演俳優について、森本は「現場での見た目は本当に誰なんだろうというくらい別人で、その街の雰囲気に溶けこんでいて、ここまで役が入るとなにもかも変わってしまうのかと、尊敬しました」、山田杏奈は「鏑木に出会ったひとりとして、役としても影響を受けました。そしてなによりご本人の直向きさとそのまなざしにすごく救われていました」と称賛。未解禁となっている主人公・鏑木を演じるのは誰なのか、近日明かされる。

原作者の染井は「監督の藤井道人さんと主演の俳優さんとは、クランクイン前から連絡を取り合いました。その際に御二方の『正体』に対するリスペクト、そして並々ならぬ覚悟を感じ、これは必ずやいい映画になるであろうと確信いたしました。はたしてどんな『正体』がスクリーンに描かれるのか、期待に胸を膨らませ公開を待ちたいと思います」とコメントを寄せている。

映画『正体』は、11月29日より全国公開。

原作者、監督、メインキャストコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>


■染井為人(原作)

まずは拙作の映画化につき、多くの皆様からご尽力を賜りましたこと、心より感謝を申し上げます。出合い頭で作家になった男の小さな妄想が、こうして大きなプロジェクトに変貌するのですから、わからないものです。作中の言葉を借りれば「人生とは不可解なもの」なのでしょう。

さて、監督の藤井道人さんと主演の俳優さんとは、クランクイン前から連絡を取り合いました。その際に御二方の『正体』に対するリスペクト、そして並々ならぬ覚悟を感じ、これは必ずやいい映画になるであろうと確信いたしました。はたしてどんな『正体』がスクリーンに描かれるのか、期待に胸を膨らませ公開を待ちたいと思います。

■藤井道人(監督)

映画『デイアンドナイト』でプロデューサーだったときからずっと目標だった山田孝之さんとの作品作りは、僕の映画人生の中でも特別な時間でした。尋常ではない緊張感の中で役を生きる山田孝之という怪物の本質に出会えたことに感謝しています。そして、ずっと念願だった吉岡里帆さん、山田杏奈さんとの刺激的な撮影の日々。森本慎太郎さんという新しい才能との出会い。その魅力の全てをこの『正体』に込めることが出来ました。主演俳優の解禁とともに、映画『正体』を楽しみにしていてください。

■吉岡里帆(沙耶香役)

偶然出会い、好きになって、大事に想って、ずっと一緒にいられたらなと思えた人が連続殺人鬼かもしれないと知ってしまったら…人生で絶対に起こって欲しくない悪夢みたいな状況。自分だったらどう思って、その人の言葉をどのくらい信じる事が出来るんだろう…お話を頂いてから撮影が終わるまでずっとそのことを考えていました。

藤井道人監督の丁寧な導きや、柔らかな感性と思考回路に背中を押されて私自身も踏ん張りながら目を逸らさず本と向き合うことが出来ました。スタッフの皆様もあの過酷な現場をプロフェッショナルな技術と精神力で走られていてとてもカッコ良い精鋭部隊だなと思いました。私自身も皆様に早く作品を見て頂きたいです!

――未解禁の主演・主人公について

今作で正体を暴かれる青年は優しくて純粋で脆くて悲しい。どこか放っておけないような存在です(もちろん私が演じた沙耶香目線から見れば)。そんな彼が命をかけて自分の人生と向き合う姿は、自分なんてと生きていく力の燈が揺らいでいる人にほんの少しの前向きさや明日もう一度頑張ってみる意思、そんな力を贈るのではないかと思いました。

■森本慎太郎(和也役)

初めての藤井組への参加でとても緊張していましたが、皆さんの作品に対する向き合い方や監督への信頼度など、何もかもがとても刺激的に感じられ、ずっと勉強していたいと思える現場でした。そして、楽しく充実した時間を過ごせました。藤井監督にアドバイスしてもらいながら試行錯誤して撮影していき、表現の幅が広がった気がしますし、自分が知らなかった新しい自分を監督が見せてくれたと思っています。藤井組に参加して得た経験が今後の役者人生にたくさん影響していくだろうなと思います。

――未解禁の主演・主人公について

主演の“彼”との現場はとても楽しく、でもどこか掴めない存在でした。そこが劇中と重なり、芝居だけでなく現場での会話からとても引っ張っていただきました。現場での見た目は本当に誰なんだろうというくらい別人で、その街の雰囲気に溶けこんでいて、ここまで役が入るとなにもかも変わってしまうのかと、尊敬しました。座長としての立ち振る舞いや役者としての凄さを目の当たりにして、共演できたことがとても嬉しかったです。

■山田杏奈(舞役)

人間らしく、素直な感情の機微を描くなかで舞が鏑木と出会いどのように変わっていくか、また鏑木になにかしらの影響を与えられたのか。 日々目の前で起こることの一つ一つを新鮮に受け止めながらすごく楽しく演じさせていただきました。

藤井組にはいつか参加したいという思いがずっとあったのでお話をいただいた時すごく嬉しかったです。 藤井さんから舞は視聴する側にとても近い。鏑木の事件をテレビの中の話として変わらない日常を過ごしていた「普通の子」としての素直な思いであったり、それが一転他人事ではなく当事者になったときの戸惑いや様々な感情を表現してもらえたらという旨のことをお話しいただいてました。感情に寄り添って話を聞いてくださって芝居と役にじっくりと時間をかけて真摯に向き合わせていただけたとても贅沢な撮影期間でした。

――未解禁の主演・主人公について

ご一緒するのは今回が初めてだったのですが、役と共に苦しみ葛藤する、喜ぶ姿にとても実直な方なのだなという印象を受けました。鏑木に出会ったひとりとして、役としても影響を受けました。そしてなによりご本人の直向きさとそのまなざしにすごく救われていました。

■山田孝之(又貫役)

信じる事の大切さ。信じる事の危うさ。疑う事の大切さ。疑う事の恐ろしさ。信じる事とは、疑う事とはなんなのかを己に問いかけてほしい。常に。

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