瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演決定!『スオミの話をしよう』長澤まさみが歌うミュージカルシーンもチラ見せ

瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演決定!『スオミの話をしよう』長澤まさみが歌うミュージカルシーンもチラ見せ/[c]2024「スオミの話をしよう」製作委員会

瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演決定!『スオミの話をしよう』長澤まさみが歌うミュージカルシーンもチラ見せ

7月9日(火) 5:00

国民的脚本家、演出家、映画監督である三谷幸喜の映画最新作『スオミの話をしよう』が9月13日(金)に公開となる。このたび追加キャストとして瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演が明らかとなった。
【写真を見る】操上和美が撮り下ろしたポスタービジュアル

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中井貴一が記憶喪失の総理大臣を演じ、興行収入36.4億円の大ヒットとなった前作『記憶にございません!』(19)以来5年ぶりの映画作品となる本作は、“三谷ワールド”全開のミステリー・コメディ。主演を務めるのは、映画やドラマ、舞台と多方面で活躍し、多彩な役柄を確かな演技力で演じ分け数々の賞の受賞してきたトップ俳優、長澤まさみ。長澤は、三谷が脚本を務めたテレビドラマ「わが家の歴史」に出演して以降、舞台「紫式部ダイアリー」での主演、大河ドラマ「真田丸」の出演、「鎌倉殿の13人」では語りを務め、「いつか長澤さんと映画をやりたいと思っていた」という三谷の想いもあり、今回三谷映画への初出演が実現した。

大富豪の妻スオミ(長澤)が行方不明になったことを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、一癖も二癖もある5人の男たち。彼らはみな、スオミを愛した夫たち。血の気の多い庭師、魚山(遠藤憲一)、怪しげなYouTuber十勝(松坂桃李)、情に厚い警察官の宇賀神(小林隆)、かなり神経質な刑事、草野(西島秀俊)、そして現在の夫で身勝手な芸術家、寒川(坂東彌十郎)。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった。

このたび、本作をさらに華やかにする、物語のカギを握る3人のキーパーソン、スオミと5人の夫たちを取り巻く実力派キャストが解禁。スオミの4番目の夫、草野の有能な部下、小磯杜夫役を、舞台にドラマに引っ張りだこの瀬戸が熱演。瀬戸は、三谷幸喜脚本で話題となった大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をはじめ、「23階の笑い」や「笑の大学」など、近年の三谷演出の舞台作品にも欠かせない存在。本作では癖の強い5人の夫たちに相対し、振り回されながらもスオミの行方不明事件を解決すべく奔走する小磯を演じる。

そして、ある時は、スオミのママ友、ある時はインテリアコーディネーターの女…スオミの行く先々に現れる神出鬼没な女、薊役を、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公、北条義時の妹、実衣を演じ、『記憶にございません!』、ドラマ「誰かが、見ている」、舞台「日本の歴史」や「オデッサ」など、数多くの三谷作品で存在感を放つ、宮澤が務める。本作の謎を一層深める薊役を、三谷作品には欠かせない存在である宮澤がどのように演じるのか必見だ。

そして、スオミの現在の夫である寒川の世話係、乙骨直虎役には、現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」の轟太一役で話題沸騰中の戸塚。戸塚は、三谷監督が脚本を手掛ける舞台「ヴァンプ・ショウ」の再々演の際に三谷監督の目に留まり、“若手で僕がいま一番注目している方”と言われるほどの期待とラブコールを受けて三谷演出作品初参加。身勝手な寒川に翻弄さ、絶妙な表情を見せる乙骨に注目。

さらに、主要キャスト全員が写された本作のポスターがお目見えに。ドレスアップした男たちと薊の後ろには、まるで絵画のようなスオミの姿が。圧倒的な美しさの中に潜む、優しさ、強さ、怖さ…見るものによって様々な解釈が生まれるであろう謎めいた表情は、ミステリアスな今作の主人公“スオミ”を象徴している。ポスター写真は、これまで数々のレジェンドたちを撮影してきた写真界の巨匠、写真家、操上和美による撮り下ろし。三谷監督と操上の縁で豪華コラボレーションが実現した。


あわせて解禁された予告映像には、前回解禁された特報映像からよりパワーアップした、夫たちのコミカルなやり取りが。「(1)おっさん、(2)二枚目、(3)おっさん…」と歴代夫の順番の法則を見つけたかと思えば、スオミを自分の手で助けたい一心で、犯人からと思しき電話を誰が取るか争う夫たち。そして、それぞれの夫とスオミとの思い出が次々とよみがえるが、思い出されるスオミはまるで別人のようだった。スオミは何者で、どこへ消えたのか?

オールスターキャストが、歌い、踊るミュージカルシーン

さらには、スパンコール煌めくドレスと、サングラス×ブラックタキシードに身を包んだ、オールスターキャストによるミュージカルシーンも少しだけ解禁。三谷監督が“最後まで楽しい映画にしたい”と発案し、メインキャスト全員が歌って踊る超豪華なミュージカルシーンが完成。観客に向けて熱い投げキッスをし、豪華な舞台セットを背に堂々と歩み出るスオミの姿は、まさに夫たちが愛した女神(ミューズ)そのもの。スオミ役の長澤をメインボーカルとして、キャスト全員で歌うミュージカルナンバーのタイトルは「ヘルシンキ」。作詞はもちろん三谷監督自ら手掛け、『ザ・マジックアワー』(08)以降すべての三谷映画の音楽を手掛けてきた荻野清子が作曲を担当。長澤のパワフルな歌声は必聴だ。

果たして新たに加わった3人は、スオミと5人の夫たちとどのような化学反応を起こすのか?登場人物全員がキーパーソンのオールスターキャストによる、新たな三谷ワールド全開のミステリー・コメディを見逃すな!

■<キャスト&スタッフコメント>

●瀬戸康史(小磯杜夫役)

「舞台では何度も三谷作品に出演させていただいていますが、映像作品は初めてでした。今回の作品はほとんどのシーンを長回しで撮影するというやり方で、ほど良い緊張感と三谷さんの脚本の可笑しさ、演者の皆さんの面白さに笑いを堪えながらの撮影でした。最初台本を読んだ時、僕が演じた小磯はとても難しい立ち位置にいる役だと感じましたが、三谷さんの演出が入ると自然とカラダが動くというか、いつものように三谷さんに良い意味で遊ばれ、そんな不安も自然と消えていきました。そして試写会では内容を知っていても大爆笑してしまいましたね。是非多くの方にご覧いただきたいです」

●宮澤エマ(薊役)

「私は三谷さん作m監督の『記憶にございません!』が初三谷作品、初映画出演でしたので当時は緊張やプレッシャーと戦いながら毎日撮影に挑んでいました。その後、舞台や映像作品で三谷組に参加させて頂く機会も増え、今回の『スオミの話をしよう』は以前よりは落ち着いて撮影に臨めるかと思いきや、いままでのどの作品よりも乗り越えるハードルが多く、現場で頂く演出にやはり、悩み続ける日々でした。三谷さんのアイデアはどこから浮かんでくるのか分かりませんが、絶対に応えたい!という気持ちのもと、スタッフ、キャストが一丸となり本当に笑いの絶えない現場でした!私は今回謎多き女性、薊を演じています。唯一無二の三谷ワールドをのびのびと生きる薊を楽しんで観て頂ければ幸いです」

●戸塚純貴(乙骨直虎役)

「スオミというワードは人生で初めて聞きましたので調べたら自分の好きなことがたくさん当てはまる憧れの国でした。撮影に入った当初は、大好きで尊敬している方の作品だからこそ、その方の作品に出た人ってだけでは終わりたくない、せっかくいただいたこの貴重な機会、自分にしかできない表現を全て出そう、と決めていました。長澤まさみさんの現場での気遣いはいつにも増してありがたく、大先輩方の胸をお借りして気負わず自由に演じさせていただきました。演出という武器を使って真剣にみんなを笑わせにかかってくる三谷さん、同じ目線でいてくださり、話しやすい環境を作ってくださる三谷さん、現場で台本が急に変わったりする三谷さん。台本にない要求を耳元で囁く三谷さん。恋愛ドラマでもなく、バイオレンスアクションでもなく、ミステリーでもシリアスでもなく、混沌ではなく、『三谷幸喜』というジャンル。
撮影ではお互いのお芝居に笑わずにはいられない、素晴らしいキャストと最高のスタッフが集結した『スオミの話をしよう』を僕自身も映画館で観るのを楽しみにしていますし、たくさんの方に観ていただきたい映画です」

●三谷幸喜(監督、脚本)

Q.ミュージカルシーンに関して

「今作は一度原点に戻って、思い切り演劇的な映画を作ってみよう、限りなくワンシチュエーションに近いセリフ劇をやりたいと思ったところが出発点です。全体が舞台劇に近い作りなので、エンディングはカーテンコールという意味で、出演者が歌って踊るかつてのMGMミュージカル風の形式にしたいと思いました。クランクイン一ヶ月以上前から、長澤さんには歌稽古とダンスの特訓。そのほかのキャスト陣も時間が許す限り、稽古を重ねました。踊っている姿がイメージできない西島さんや松坂さん、遠藤さんや彌十郎さんが必死に踊りの稽古をしている姿は、それだけで感動的で、本当に申し訳ないけれどそれだけで笑ってしまうんです。長澤さんの圧巻のパフォーマンスとキャストそれぞれの個性が輝くダンスで、ミュージカルシーンは間違いなく今作の注目シーンとなりました。多幸感溢れるきらびやかなシーンを、ぜひ映画館の大スクリーンでご覧頂きたいです」

Q.瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴に関して

「瀬戸さんとエマさんは、いま、僕の作品のテイスト、テンポ感を一番分かってくれている俳優さん。2人がいることで、他の俳優さんたちも“こんな風にやればいいんだ”ということが伝わったと思うので、僕にとっては、貴重な存在のお二人です。戸塚さんにお願いした乙骨役は、実は最後までなかなか決まらなかった役です。そんな時、僕が30年近く前に脚本を書いた『ヴァンプ・ショウ』(1992年初演/2022年再々演)という舞台の再々演を見に行ったら、当時古田新太さんがやられていた役を戸塚さんが演じられていて、それが素晴らしかったんです。この人はなんて面白いんだ!と思い、そこからすぐにお願いしました。スオミとスオミを愛する5人の夫、そして彼らを取り巻くこの3人の絶妙な掛け合いは必見です!」

文/サンクレイオ翼


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