大竹しのぶ、カナシミの出来事は「時間があっという間に過ぎること」多部未華子のシンパイ事は?

「インサイド・ヘッド2」の吹き替え版完成披露舞台挨拶の模様

大竹しのぶ、カナシミの出来事は「時間があっという間に過ぎること」多部未華子のシンパイ事は?

7月2日(火) 19:53

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ディズニー&ピクサー最新作「インサイド・ヘッド2」の吹き替え版完成披露舞台挨拶が7月2日、都内で行われ、大竹しのぶ(カナシミ役)、多部未華子(シンパイ役)、横溝菜帆(ライリー役)、「マヂカルラブリー」の村上(ハズカシ役)、小清水亜美(ヨロコビ役)が出席した。

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本作は、大人になると増えていく感情をテーマに、成長して新たな壁に直面する主人公・ライリーの物語を描く感動作。舞台は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界。高校入学という転機を迎えるライリーの頭の中で、彼女の幸せを“子どもの頃”から見守る感情のヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たに“大人の感情”のシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。

全米はじめ世界各国で6月14日から順次公開され、全米映画ランキングでは3週連続で1位を獲得。アニメーション映画史上最速となる19日間で10億ドルを突破、2024年公開作品のなかで初めて10億ドルを超えた作品になり、世界中で旋風を巻き起こしている。

今回からヨロコビ役を務める小清水は「ものすごいプレッシャーを感じながら、大事に大事に演じさせていただきました」と挨拶。横溝は「自分の人生のお守りになるような、素敵な映画になっていると思います」と本作をアピールし、村上は「僕は日本のおじさんなので、どれくらい(主人公の)ライリーに共感できるんだろうって思って観ていましたが、僕でも共感できて。僕はもしかしたらアメリカの少女なのかもしれないです」と謎の結論に至っていた。

新キャラクターのシンパイを演じた多部は「出来上がった作品を観て、親世代でも思春期真っ只中の子でも、誰でも共感できるグッとくるシーンがたくさんありました」と感想を語り、共感した部分を聞かれると「全部です」とにっこり。「少しだけライリーのご両親の感情も出てくるのですが、そこも共感しかなくって。たぶん、観客の皆さんも全部って答えると思います」と話した。

その後、それぞれ自身が演じたキャラクターの感情にまつわるエピソードを披露することに。シンパイ役の多部は心配なことを聞かれて「梅雨明けの暑さを心配しています。今すでに暑いですが、梅雨があけたらどうなっちゃうのかな、8月とかどうなっちゃうのかなってずっと心配しています」と回答。

カナシミ役の大竹は「悲しいことってあんまりなくって。悲しいことがあってもすぐ忘れちゃうのかもしれません」としつつ、「しいて言えば、さっきインタビューを受けて、『(前作を)2年前に録音したときは……』って話したら、『前作は9年前ですよ』って言われて。時間があっという間に過ぎることです」と苦笑していた。

「インサイド・ヘッド2」は8月1日から公開。

【作品情報】
インサイド・ヘッド2

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