木村拓哉が主演を務め、2019年にTBS系列「日曜劇場」枠で放送された「グランメゾン東京」。その待望の劇場版となる『グランメゾン・パリ』(今冬公開)の新キャスト情報として、Aぇ! groupの正門良規の出演が発表された。
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料理に人生をかけるフランス料理のシェフ、尾花(木村)が、シェフの倫子(鈴木京香)と出会い、周囲と衝突しながらも三つ星レストランを作り上げようと奮闘する姿を描いた「グランメゾン東京」。本作では、フランス料理の本場パリで新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げた尾花が挫折や国境の壁を乗り越え、仲間たちとともにアジア人初のミシュラン“三つ星”獲得に挑む姿が描かれていく。

今年2024年5月にCDデビューを果たしたAぇ! groupのメンバーとして活躍する正門が演じるのは、グランメゾン・パリでコミ(見習い)として働く愛されキャラの小暮佑役。異国の地で無名の日本人レストランスタッフが食材を買い付けることの難しさを実感しながら、尾花の料理にかける情熱に尊敬の念を抱き、尾花が取り付けた無謀な約束からグランメゾン・パリの行く末を心配しているという役どころだ。

事務所の先輩である木村との共演は今回が初めて。NHKの連続テレビ小説「スカーレット」や「和田家の男たち」など多くの作品に参加し、舞台「ヴィンセント・イン・ブリクストン」では単独主演を務めるなど俳優としての実績も充分な正門が、どんな演技を見せてくれるのか。期待しながら本作の公開を待ちたい。

■＜キャストコメント＞

●正門良規(小暮佑役)

「東京の厨房のセットで撮影して、2週間くらい空いてからパリで2日間撮影しました。久しぶりに皆さんに会えた！と思ったらあっという間に終わってしまい、素直に寂しいです。大先輩の木村さんとこの歳でご一緒できるなんて思ってもいなかったので、非常にうれしかったですし、ベテランの素晴らしい皆さんとご一緒できたのは、本当に贅沢な時間でした。もっとこうしたら良かった、という思いもありますが、それは経験、勉強として大事に持っておきたいと思います。ここで学んだことを一生大事にして、もっともっと大きくなって、また皆さんとご一緒できるように頑張っていきたいです。

自分が演じたキャラクターに愛着もあるので、個性豊かな登場人物のなかでも、一際変な光を放てたらと思っています！パリの撮影では、買い出しのシーンが刺激的でした。築地のような場所だと聞いていたのですが、広大な敷地に色んなものが売っていて、お肉がそのままぶら下がる様子はインパクトのある映像になるだろうと感じました。

ドラマ版を観たとき、ちょっと大人な話なのかな？と最初は思ったのですが、まるで少年漫画のような、勝ち上がっていく痛快感に感動したのを覚えています。そんな作品に参加できたのが光栄ですし、僕自身も仕上がりが楽しみです。ワクワクドキドキが詰まっている作品ですので、料理の美しさとパリの景色も楽しみながら、皆さんにとって贅沢な時間になれば良いなと思います」

文/久保田 和馬


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