石橋貴明『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』の視聴率ベスト10入りを目指す「これはとんねるずの意地」

『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』/(C)フジテレビ

石橋貴明『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』の視聴率ベスト10入りを目指す「これはとんねるずの意地」

6月21日(金) 5:00

『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』
【写真】石橋貴明が山下智久を絶賛

人気特番「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ系)が、6月22日(土)夜9時から放送される。夏の放送は、2023年に続き2年連続2回目。ゲストには満島ひかり、山下智久が登場。収録後の囲み会見に石橋貴明とアンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)が囲みに応じ、感想を語った。

■スターダムにのし上がっていく番組

――今回の収録の感想を教えてください。

石橋貴明(以下、石橋):すごかったですね。何年もオーディションを受けて、今回、初めて出場した方もいるし、これが初めてテレビに出るっていう人もいて。

柴田英嗣(以下、柴田):まだまだいるんだなと思いましたね。10年以上挑戦している人もいてね。ここからスターダムにのし上がっていく人が多いですから、みんなすごいんですよ。

石橋:たしかに。華丸くんだとか、キンタロー。だとか、みんなここから飛び出してスターになって行ったからね。

山崎弘也(以下、山崎):どんな手を使っても出たいのよね。

柴田:いや、そうなんだけど、顔を出さないモノマネの人もいて。あれはよかったんですかね?街を歩いていても気づかれないんじゃないかなって。

山崎:それでも出たい夢の舞台なんだよ。

柴田:いや、新人が頑張れるいい大会だったよね。なんか甲子園でいうところの選抜のような。初出場・初優勝が多い大会でしたから。

石橋:夏は投手力が良ければ勝てる。冬の大会は打力がよければ勝てますもんね。打ってなんぼですから。でも、今年で夏の放送をするのは2年目ですけど、まだ「夏・冬連覇」の人がいないから、楽しみですね。

――撮影の雰囲気や様子を教えてください。

石橋:山下くんはあんなにかっこいい、イイ男なのに、お笑いがよくわかっているなと思いました。

柴田:優しいしね、コメントも。ダブルエンジンだったら「ホレてまう」ですよ。

石橋:あれはモテるわね。もうちょっとしゃべりたかったし、「あ、抱かれちゃおうかな」と思ったもん。

柴田:「抱かれちゃう」って(笑)。

山崎:なにがしたいんですか(笑)。

柴田:満島ひかりさんもかわいいし、ニコニコ笑ってくれますしね。

石橋:なんで「おめえに食わせるタンメンは…」をやってくれなかったんだろう。

柴田:いや僕もそういう意味で言ってないんですよ。「河本さんにやってもらったらどうですか?」って意味で言ったら、自分に振られたと思って「いやいやいやいや!」って、すごい慌てちゃって。

山崎:冬は交渉したいですね。

■年末はパリオリンピックネタに期待

――20年間の中で、さまざまな優勝者が出ました。具体的にどういう基準で優勝者を決めているのでしょうか?

石橋:最終的には、終わったあとに事務所からお金が…。

柴田:山崎:ないない!ないです!ダメですよ、本当に(笑)。

石橋:え?そうなの?

柴田:もう厳正なる審査、スタッフさんも含めて、みんなでいろいろな意見を出し合いながら決めてるんですから。ちゃんと言ってください。

石橋:(笑)。

柴田:やっぱりこうただおもしろいだけではなく、ニッチさとか、伝わらなさみたいなところも、大事ですからね。

山崎:そうそう。

柴田:お金じゃないですよ。

――年末の大会に向けて期待するところはありますか?

石橋:パリオリンピックネタは出るでしょうね。

柴田:もう間違いないですよね。“伝わらない”に出るメンバーたちは、もうずっとパリオリンピックを見るだろうな。

石橋:どれだけメダルラッシュになるのかっていうよりも、視聴者のみなさんにどれが印象に残ったかを見ることになりそうだよね。

山崎:だいたい、海外の誰かでしょうね。

柴田:なので、視聴者の皆さんにも「あれ、これ年末の“伝わらない”で出てくるかなとか、そういう目線でパリオリンピックを見て楽しんでいただいてもよいかなと思います。

山崎:下手したら、メダリストが出る…っていう可能性もなくないですよね。

柴田:しかもオリンピックのあとは、とんねるずの武道館ライブもありますから。おふたりのネタもあるんじゃないかなと期待してしまうのですが…タカさん的にはどうですか?

石橋:もちろん。ただ、本当にまだギャラが決まってないんで…。

柴田:やめましょうよ、夢を売る商売なんだから(笑)。

山崎:この何十年間の感謝をあそこで出したいっておっしゃってたんだから。お金なんて気にしないくらいのテンションでいてくださいよ(笑)。

■とんねるずの意地でベスト10入りを目指す

石橋:僕ね、これだけは言いたいってことがあって。朝日新聞と日刊スポーツを取ってるんですけど、1週間の視聴率ベスト20をこの前見たら、この何カ月、フジテレビの番組がベスト20に入ってないんですよ。これを見ていて、旧フジテレビっ子としたら「何をやってんだ!」って思っちゃって。絶対にこれ(『細かすぎて〜』)は、ベスト10に入れてやろうと思っています。

柴田:おお!良いですね。

石橋:これはとんねるずの意地というか、『とんねるずのみなさんのおかげでした。』スタッフの意地といいますか…。このスタジオの中にも、本当はもう現場なんてやらなくてもいいぐらいの、偉い方が現場に来てくれて、画を撮ってくれたり、セットを作ってくれたりしているんです。

だから、すげえ数字を出して、みんなで喜びたい。それはもうスタッフの意地だし、とんねるずの意地なんです。だから、絶対、ベスト10にいれます!冬も!だから、来年から少しギャラ上げてくんないかな。

柴田:そんなに困ってないでしょ。

山崎:タカさんが上がると我々が下がる可能性があるからやめてくださいよ。

――覇気がないっていうのは、昔と比べて何が違うからでしょうか?

石橋:フジテレビはお祭りごとが得意な「局」だったんですよ。ただ、お祭りごとをお祭りごとに出来なくなってきてる、最近は。もっとワンサワンサ、「豚もおだてりゃ木に登る」っていう感じでテレビを作ってたのに、今はもう「豚」がいない!

柴田:おだてる人が。誰をおだてりゃいいんだと。

石橋:だからもうしっかり頑張って、古い「不適切時代」の代表、石橋貴明が「テレビとはこうだ」と。「こういうものだ!」っていうのを、今のフジテレビのみんなに見せつけてやろうと!

柴田:素晴らしい。

山崎:いいじゃないですか。

――最後に視聴者の方に一言だけいただいてよろしいですか。

石橋:視聴者の人に…「ガタガタ言わずに見やがれ!」ですかね。

取材・文=於ありさ


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