<9ボーダー>川口春奈×新井順子P、3年ぶりのタッグで互いの魅力を再確認「愛情がすごいんですよね。どっぷりと没入する方」

川口春奈×新井順子Pの対談インタビューコメントが到着!/(C)TBS

<9ボーダー>川口春奈×新井順子P、3年ぶりのタッグで互いの魅力を再確認「愛情がすごいんですよね。どっぷりと没入する方」

6月21日(金) 7:00

川口春奈×新井順子Pの対談インタビューコメントが到着!
【写真】まさに“眼福”…寄り添い合って眠る川口春奈“七苗”&松下洸平“コウタロウ”

川口春奈主演の金曜ドラマ「9ボーダー」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の最終回となる第10話が6月21日に放送される。このたび、最終話を前に、主演の川口と新井順子プロデューサーによるインタビューコメントが到着。3年ぶりにタッグを組んでみて感じた変化や、撮影の裏側、そして同作への熱い思いなどについて語ってくれた。

■“ボーダー世代3姉妹”の奮闘を描くヒューマンラブストーリー

同ドラマは、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリー。

本作では、「中学聖日記」(2018年)や「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(2016年)、「着飾る恋には理由があって」(2021年、3作品全てTBS系)などを手掛けてきた、プロデューサー・新井と、脚本家・金子ありさが再タッグ。また、監督は小説家兼映画監督で、近年はテレビドラマの演出も手掛けるふくだももこがメインで担当する。

■川口春奈&木南晴夏&畑芽育が姉妹役で初共演

物語の主軸となる“ボーダー世代3姉妹”は、39歳の長女・六月役を木南晴夏、29歳の次女・七苗役を川口、19歳の三女・八海役を畑芽育が演じ、それぞれの年代特有の悩みにぶつかりながら仕事に恋に立ち向かっていく。

さらに、物語のキーマン・コウタロウ役で松下洸平、六月が所長を務める会計事務所で働く自由奔放な公認会計士・松嶋朔役で井之脇海、七苗とは同い年で幼なじみの高木陽太役で木戸大聖が出演している。


■桜のシーンは「天候などの影響で3回ぐらい撮影を飛ばして撮れた映像」

――今までの印象的なシーンや、撮影に際して苦労したところがあれば教えてください。

川口春奈(以下、川口):私は銭湯での入浴シーンと、3姉妹そろってのシーンですね。何か食べたり、けんかしたり。あとはやっぱり1話の桜の場面です。実際に撮影で行ったときはすごくきれいで、個人的に大好きなシーンです。

新井順子プロデューサー(以下、新井P):いろいろありますが、2話で七苗が同僚の千尋(奥村佳恵)に本音を伝える電話のシーンですかね。ドライ(撮影のリハーサル)を見ながら1人で泣いていました(笑)。

そして私も1話の桜のシーンはとても印象に残っています。天候などの影響で3回ぐらい撮影を飛ばしてようやく撮れた映像なので、感慨深いです。

――前作『着飾る恋には理由があって』に続いて再びのタッグですが、「お互いここがパワーアップした」などありますか?

川口:特にここが変わったということはないのですが、前作から3年の時を経て、お互いいろいろなジャンルの作品を経験してきた中で、やっぱり新井さんは愛情がすごいんですよね。どっぷりと没入する方なので、その熱さがにじみ出ているんです。こういう方ってなかなかいないよなと再確認しました。

新井P:没入ね(笑)。前回の『着飾る~』のときは、川口さんとは最初に人見知りがゆえの距離感から始まり、最後はすごい仲良くなって。今作ではどうなるかなと思っていたのですが、今回はキャストの方々ともすぐに仲良くなっていました。

スタッフとも、『着飾る~』のときと同じスタッフが多くいたというのもあるかと思いますが、すぐに仲良くなっていて。ちょっと大人になったのかなと思いました(笑)。お芝居の瞬発力は相変わらずすごくて、そこは変わらないですけどね。

――『9ボーダー』だからこそと胸を張れる、すてきなポイントや作品としての強みがあれば教えてください。

新井P:やっぱり3人の姉妹感じゃないでしょうか。前室(撮影の待機場所)って結構広いんですが、いつもぎゅーっとくっついていて。本当にリビングにいる3人みたいな空気感です。

川口:気を遣わなくてよくて、本当に家族っぽいですね。何も話さないときもあるけど、それはそれで苦にならなくて。本当に家族みたいな感じです。

新井P:初めは「仲良くなりたい!」と頑張っていたところもあると思いますが、すぐに打ち解けて、そのあとは誰かが無理して仲良くしようということもなく自然体でいられて。あっという間に4か月が過ぎていたので、これは本物だなと。誰か1人でも前室から出て、控室に戻っていればきっとこういう空気感ではなかったのかもしれないですけど。

川口:誰も控室に戻らなかったですね。

新井P:男性陣とも仲良かったよね。松下洸平さんはみんなより年上なんですけど、松下さんいじりをしたりとか(笑)。本当に近所の幼なじみみたいな距離感だったよね。

川口:その雰囲気には本当に救われましたね。そういったチーム感が一番の強みじゃないでしょうか。


■『9ボーダー』を経て「自分をすごく肯定できた気がします」

――今作での撮影を経て、お互いに変化したところはありますか?

川口:私は七苗とは立場は違うけど、実年齢が同じということもあって、いろいろなことを学べたと思います。

29歳の頑張る女性へのメッセージといいますか、脚本の金子ありささんのセリフもグサグサ刺さって。自分がやりたいことに向かって頑張るというのがいいんだな、それが正解なんだなということを学びました。そして家族っていいなと改めて思いました。

新井P:誰かが言っていましたが、年齢はただの数字であって、いくつになっても挑戦できるし、なんだってできる。「もう」とか、「でも」とか言わないで。劇中のセリフでも「もう29歳じゃなくて、まだ29歳」というのがありますが、そういうマインドでいたほうが人生は楽しめるということを学びました。

――『9ボーダー』はこの先、お2人にとってどのような作品になるでしょうか?

川口:年齢なんてどうだっていいし、自分がやりたいことをするのが正解なんだよというのを教えてもらった作品なので、自分をすごく肯定できた気がします。自分は1人じゃなくて、周りにはいろいろな人がいて、助けてくれる。未来の自分の背中を押してくれる作品になるのではないかと思います。

新井P: 脚本作りの際に、わりと自分を投影しているときもあります。あのとき自分はこう考えていたんだなと、のちのち思うのかもしれません。自分のロールモデル(笑)。

また、今作では仕事についていろいろな人から話を聞きました。「こんなことが許せない」とか「こんなことをしたい」とか、周りや世間の声を反映しているので、5年後とかに振り返ったときに「昔ってこういうことあったよな」と思い返すのではないでしょうか。

――最終回に向けて視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

川口:9話でだいぶ悲しい終わり方をしてしまい、コウタロウの過去とか、1時間で回収できるのかというくらい盛りだくさんの内容です。

3姉妹の行く末も、明るくポジティブな未来になっていてほしいなと思いますし…。みんな頑張っているから、全員幸せになってほしい。どのような結末になるか、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

新井P:この作品を見て、自分を好きになってほしいなと思います。自分は自分でしかなく、何歳になっても、今の自分がいいなと思えるように。人の人生を羨むのではなく。

結末については非常に頭を悩ませました。本当にいろいろなパターンが想定できて。いろいろなラストの形があったのですが、キャストやスタッフみんなの思いが詰まった結末になっていると思いますので、ぜひ期待してください。




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