富田望生が主演を務め、本郷奏多が共演する特集ドラマ『ダーウィンが行く!?』が、NHK総合にて8月20日19時30分に放送されることが決まった。
【写真】本郷奏多、「子孫は残していきたい」大自然の中での子育てに憧れ
本作は、自然番組『ダーウィンが来た!』の制作スタッフたちへの取材をもとに、制作現場における実際の体験談をまじえつつ、ドラマだからこそできる表現で、生きものの魅力にとりつかれた人間たちの物語を描く、お仕事ヒューマンドラマ。
恩田はるか(富田)は、テレビ番組制作会社の新入社員。チームプレーを愛する体育会系の彼女はスポーツドキュメンタリー志望だったが、なぜか自然部に配属になってしまい、慌ただしい日々を過ごしている。
そんな中、恩田は“部内一の生きものオタク”の変わり者として知られる先輩ディレクター・漆原大地(本郷)とともに、幻と言われている野生の二ホンノウサギの撮影を担当することになる。ノウサギは夜行性で、撮影どころか実際に出会えるかどうかも分からない強敵。ベテランカメラマン・鷹野もまじえて山へ向かった3人は、現地の住民・房江とその孫・慶太の家に寝泊まりしながら撮影を始める。
「ノウサギを見つけるには、まずはフンを探すしかない」という研究者の言葉を頼りに山の中を捜索する3人。だが、ノウサギはなかなか見つからず、性格の合わない恩田と漆原は内輪もめ。さらにはノウサギに詳しいはずの房江はなぜかロケに協力的ではなく、撮影は行き詰まってしまう。やがて恩田は、漆原が抱く生きものに対する情熱や、何十年も自然の中で暮らしてきた房江の思いを知ることになり…。
主演の富田は「テレビの前で何気なく目にしていた動物たちの映像は、人々の知恵と動物たちへの大きな優しさの上に起こる奇跡で撮影されるものなのだと、その奥深さに、脚本を読みながら『おぉ…!』と声が漏れ出るほど感動しました。天気の移り変わりが目まぐるしい時期に、自然や生きものとの出会いに何を感じ得るのか。そして、どんなチームプレーで作品づくりが出来るのか、撮影がとても楽しみです」とコメント。「恩田の学生時代に培ったスピリットと、登場人物それぞれの想いが交差する瞬間に生まれる“奇跡の映像”をお届けできるよう頑張ります!」と意気込んだ。
本郷は「漆原というキャラクターは、コミュニケーション能力は高くないのですが、自分が好きなことに関してはめちゃくちゃ饒舌になる、いわゆる『生きものオタク』的なキャラクターです。僕自身もそういう気質があるので、ナチュラルに演じられたらと思います。少し気難しいけれどどこか憎めないようなキャラクターを組み立てていければと考えていますので、是非楽しみにしていてください」としている。
特集ドラマ『ダーウィンが行く!?』は、NHK総合にて8月20日19時30分放送。
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