「アポロ計画」成功を目指すNASA職員VSフェイク映像を画策する政府関係者「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」ファイナル予告

人類最大の偉業はリアルか、フェイクか?

「アポロ計画」成功を目指すNASA職員VSフェイク映像を画策する政府関係者「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」ファイナル予告

6月19日(水) 11:00

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スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが初共演を果たし、人類初の月面着陸に関する“ウワサ”から生まれた映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のファイナル予告編(https://youtu.be/g7HCXyEKW0U)がお披露目された。「アポロ計画」の成功を信じて奮闘するNASAと、同計画をPRした上に、計画失敗を想定して、フェイク映像撮影を画策する政府関係者たち。それぞれの思いをのせて、アポロ11号発射のカウントダウンが始まる瞬間が切り取られている。

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人類最大の偉業といわれるアポロ11号の月面着陸。その歴史的瞬間はテレビで全世界に生中継され、人々は、人間が“リアル”に月の上を歩く映像を見て興奮し、胸を熱くした。しかしその後、その映像や写真をめぐり、「実は“偽物(フェイク)”だったのでは?」という説が流れ、マスメディアでも取り上げられた。

本作は、そんな人類初の月面着陸にまつわる人間ドラマを描いた完全オリジナル脚本を映画化するもの。脚本に惚れ込んだ主演のヨハンソンがプロデューサーにも名を連ねるほか、テイタム、ウッディ・ハレルソンら豪華キャストが顔をそろえた。メガホンをとったグレッグ・バーランティ監督は、「本作は人間が月に行ったことがなぜ重要なのかを描いている。人類史上最も有名な瞬間のひとつを偽るという映画を作るのであれば、人類の歴史における真実の瞬間をとてもリアルに感じさせなければならない」と語っている。

ファイナル予告編は、「アポロ11号へ、成功を祈る」という声とともに、発射を待つアポロ11号を活写。計画を率いる、実直なNASAの発射責任者コール(テイタム)は、「この国家プロジェクトで、アメリカ人を月に立たせる。人類初の偉業だ」といい、その言葉がNASA職員たちの心を奮い立たせ、重大ミッションに向かう宇宙飛行士3人に盛大な拍手が送られる。一方、政府関係者のモー(ハレルソン)は、「極秘で準備を進めてくれ。“もう一つ”の月面着陸を」と、PRマーケティングのスペシャリスト、ケリー(ヨハンソン)に極秘ミッションを発令する。

1969年当時、宇宙開発競争は熾烈を極めていた。第二次世界大戦後、米ソは冷戦時代を迎え、55年にベトナム戦争が勃発。両国の代理戦争だと称されるほど、その関係は悪化していた。そんな状況のなか、技術力の優位性を示すために、米ソ間の宇宙開発競争はさらに加速。61年には、ソ連のガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功した。後塵を拝したアメリカは「アポロ計画」を推進し、世界の覇権をかけ、人類初の月面着陸成功を目指していたのだ。

さらに映像には、「フェイクなんてやめろ!今までの努力がすべて水の泡だ」と反対するコールの声とともに、過去の発射失敗の衝撃シーン、NASAに作られた月面のセット、船内に乗り込む飛行士たちの姿などが続く。モーは、「上からの命令は絶対だ!」「月への競争だけじゃない。世界の覇権をかけた争いだ」と語気を強める。アポロ11号の発射カウントダウンが続くなか、計画成功に向けて一丸となったNASA職員、フェイク映像を依頼されたPRのプロ、そして政府関係者の思いが交錯する。

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、7月19日から全国で公開。

【作品情報】
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

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