世界1位シェフラーが薄氷の予選通過全米で10打差大逆転Vの可能性は?

世界1位のスコッティ・シェフラーが苦戦を強いられている(撮影:GettyImages)

世界1位シェフラーが薄氷の予選通過全米で10打差大逆転Vの可能性は?

6月15日(土) 15:00

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<全米オープン2日目◇14日◇パインハースト・リゾートNo.2(米ノースカロライナ州)◇7548ヤード・パー70>

無双状態の世界ランク1位の前に、パインハーストが大きく立ちはだかった。「マスターズ」に続く今季メジャー2冠を目指したスコッティ・シェフラー(米国)は「71」、「74」でトータル5オーバー。薄氷の予選通過で優勝に黄信号を灯らせた。



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シェフラーにとって不名誉な一日になった。2ボギー・1ダブルボギーというその内容。メジャー大会での“バーディなし”のラウンドは、プロ転向後初めてのこととなった。「5オーバーで週末を迎えるとは思ってもいなかった。でも、きょうの戦いは良かった。自分自身にチャンスを与えてくれた。自分がどこに行こうとしているのか、じっくり考えてみるよ」。もちろん、上位浮上をうかがっている。

今季5勝でトップ10入りは12回。昨年8月の「BMW選手権」からは15試合連続でトップ20に入っている。今年はマスターズで勝利し、「全米プロ」では8位タイ。ここまでメジャーの大舞台も苦にしていなかったが、この世界一決定戦で思わぬ苦戦を強いられている。

124回目を迎える「全米オープン」では過去に、カットライン上で予選を通過して優勝した選手はいない。トップ5入りなら、ロサンゼルスCCでトータル2オーバー・49位タイからトータル5アンダー・5位タイに食い込んだトミー・フリートウッド(イングランド)ら7人がいる。

シェフラーがカットライン上でメジャーの決勝行きを決めたのは、昨年「全英オープン」以来2度目のこと。その最終成績は23位タイだった。果たしてシェフラーは、残り36ホールでどこまで順位を上げられるだろうか。

【全米オープンでカットライン上からトップ5入りした選手】
トミー・フリートウッド5位T、2023年ロサンゼルスCC
ケニー・ペリー3位T、2003年オリンピアフィールズCC
ジェフ・スルーマン2位、1992年ペブルビーチGL
グレッグ・ノーマン5位T、1990年メディナCC
トム・ワイスコフ4位T、1978年チェリーヒルズCC
スティーブ・スプレー5位T、1968年オークヒルCC
ピート・クーパー4位タイ、1953年オークモンドCC


<ゴルフ情報ALBA Net>
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