大ヒット映画「300 スリーハンドレッド」のテレビシリーズ化企画を、ワーナー・ブラザース・テレビジョンが開発していることがわかった。米バラエティが報じた。
具体的なプロットの詳細は不明だが、情報筋によると、この番組はザック・スナイダー監督による2006年の映画の前日譚になるという。オリジナル版のスナイダー監督が、監督と製作総指揮を務める方向で交渉中だという。映画版の製作総指揮を務めたデボラ・スナイダーも、製作会社ストーン・クォーリーの下で製作総指揮として復帰し、ストーン・クォーリーのウェズリー・コラーも参加する。そのほかのプロデューサーたち、ジャンニ・ヌンナリ、マーク・カントン、バーニー・ゴールドマンも同様にテレビシリーズ版参加に向けて交渉中だ。
映画版は、フランク・ミラーとリン・バーリーによるグラフィックノベルをもとに、スパルタの王レオニダスが少数精鋭の兵士を率いて、ペルシャのクセルクセス1世の大軍に立ち向かう姿を描いた。6,500万ドルの製作費に対して4億5,000万ドル以上の世界興行収入を記録したと言われている。現在のところ、ドラマ版の脚本家やプラットフォームは決まっていないようだ。
【作品情報】
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300 スリーハンドレッド帝国の進撃
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