少女時代ティファニー、気品あふれる英語スピーチ&“急きょ追加”の華やかなあいさつシーンで魅了<サムシクおじさん>

「サムシクおじさん」(ディズニープラス スターにて独占配信中)でティファニー演じるレイチェル・ジョン/(C)2024 Disney and its related entities

少女時代ティファニー、気品あふれる英語スピーチ&“急きょ追加”の華やかなあいさつシーンで魅了<サムシクおじさん>

5月24日(金) 11:10

「サムシクおじさん」(ディズニープラス スターにて独占配信中)でティファニー演じるレイチェル・ジョン
【写真】スタイル抜群!ティファニーの全身ショット

世界を沸かせた映画「パラサイト半地下の家族」(2020年)の主演俳優ソン・ガンホの“ドラマデビュー作”としても話題を呼んでいるドラマ「サムシクおじさん」の第6、7話が5月22日に配信された。財閥家の末娘で“オルブライト奨学財団”理事のレイチェル・ジョン役で少女時代のティファニーことファン・ステファニー・ヤンが初登場。華やかな存在感で目を引いた。(以下、ネタバレを含みます)

■サムシクおじさんの壮大な計画が動き出す

「サムシクおじさん」は、1960年代の激動の韓国を舞台にした骨太のヒューマンドラマ。「誰もが1日3食を当たり前のように食べられる国に」という夢を持つ、政治フィクサー“サムシク(3食)おじさん”ことパク・ドゥチルと、経済の力で国を豊かにする“国家再建事業”を実現させるため奔走するエリート青年キム・サン(ピョン・ヨハン)がタッグを組み、それぞれの野望に向かって政治の世界で奮闘する。

5話までで、サムシクおじさんとサンが政治的信条を超えて手を組むまでが描かれた。そして今回配信となった第6・7話でついに、「キム・サンを国務総理に擁立し、国会を意のままに操る」というサムシクおじさんの壮大な計画が動き出した。

ソン・ガンホ“サムシクおじさん”とピョン・ヨハン“キム・サン”

■「国家再建計画、実現できますか?」

そんな中、7話でティファニー演じるレイチェルが初登場。オルブライト家出身のレイチェルは、アメリカで学びたい学生たちを支援する“オルブライト奨学財団”を運営する人物だ。実は、サンも同財団の元奨学生。同財団の奨学金を得てアメリカで学び、“国家再建事業”を練り上げたのだ。

同財団の新たな奨学生を紹介するセレモニーであいさつに立ったレイチェルは、気品あふれる白のパンツスーツをまとい、流ちょうな英語で「今年の12名の奨学生を紹介いたします」とスピーチ。セレモニー後には、廊下で行き会ったサムシクおじさんにサッと手を差し出し「初めまして!お話は伺っています」と握手。爽やかに笑いかけた一方で、ベランダでタバコをふかしながらサンに英語で「国家再建計画書、興味深かったです。実現できますか?」と、鋭い表情で切り込む場面もあった。

ピョン・ヨハン“キム・サン”

ティファニー演じるレイチェル

■「ジャクリーン・ケネディのインタビューをたくさん見ました」

短い登場シーンで、華やかかつ頭の切れるキャラクターを印象付けたティファニー。ドラマ「財閥家の末息子」(2022年)で俳優として本格的に活動を開始した彼女が、ドラマ2作目でさらに成長した姿を披露。ファンからも早速「レイチェル・チョン素敵!」「気品あふれるお姿にほれぼれ」の声が上がった。

ティファニー自身もアメリカ・カリフォルニア州出身で英語ネイティブであることに加え、当メディアが行ったインタビューでは「(ドラマの舞台が)1960年代ということで、その時代に合ったファッションのパターンや色味についてリサーチをたくさんしました。また、カリスマのある姿が出せるといいなと思い、ジャクリーン・ケネディ(ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領夫人)のインタビューをたくさん見て、話し方や言葉の響きといったことを勉強しました」と、レイチェルの役作りのためさまざまな動画を参考にしたことを明かしていた。そんな役作りの跡が存分に感じられる、鮮烈な初登場となった。

「サムシクおじさん」会見より

■「レイチェルみたい」急きょ追加のあいさつシーン

また、サムシクおじさんと握手を交わしたシーンは当初台本にはないものだったそう。ティファニーは5月15日に韓国MBCで放送されたバラエティー「ラジオスター」にゲスト出演。「撮影に入る前に、(現場で)『ソン・ガンホ先輩!よろしくお願いします!』『ピョン・ヨハンさん!よろしくお願いします!』と(握手しながら)ごあいさつをしたら、その姿を監督がご覧になって『すごくレイチェルみたいだ』とおっしゃって、サムシクおじさんに握手しながらあいさつするシーンが追加されたんです」と舞台裏エピソードを披露。そんな、急きょ追加されたという華やかなあいさつシーンも今回の見どころの一つだ。

第6話でサムシクおじさんの抱える“裏の顔”を知ることになったキム・サン。第7話では、サムシクおじさんの計画に沿い、いよいよ政界デビューへ向け大きな一歩を踏み出した。一方で、サムシクおじさんはサンが父親のように慕うチェ・ハンリム将軍(リュ・テホ)をけん制する動きも見せている。サムシクおじさんは、本当に信用に足る人物なのか、サンならずとも気になるところだ。

「サムシクおじさん」(全16話)は毎週水曜に2話ずつ、最終週は3話一挙にディズニープラスのスターで独占配信。続く第8、9話は、5月29日(水)に配信される。

◆文=ザテレビジョンドラマ部
「サムシクおじさん」日本語版ポスタービジュアル




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