【画像を見る】気をつけたい!"こすれシミ"ができやすい場所をチェック
「シミ予防=UVケア」というのは、もはや常識。みなさん、帽子や日傘、日焼け止め剤でUVケアをしていますよね。でも実は、それだけでは不十分。「日々のこすれ」もシミの大きな一因だそうです。日差しは気にするのに、日常の摩擦には無関心なことも...。今回は摩擦が原因の「こすれジミ」について教えてもらいました。
教えてくれた人▷トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
エステやアロマ、東洋医学など多彩な知識を基に、体の内側や精神、ライフスタイルなどを意識したホリスティックな美容と健康を重視。メディアなどでケア法を発信している。
■摩擦がシミの原因!
日々の積み重ねでアウト!「スキンケア時のこすれ」
洗顔時や顔の水けをタオルで拭くとき、化粧水や日焼け止めを塗るときなど毎日のお手入れシーンは、"こすれ"の温床。
夏の外出時は要注意!「帽子によるこすれ」
帽子が触れる額部分は帽子によるこすれが起こりがち。さらに日焼け止めもこすれて落ちやすいので、うっかり日焼けにご用心!
長時間の装着が影響「マスクによるこすれ」
近年で増えている「マスクシミ」。マスクが接触するほお骨辺りにできるのが特徴。マスクのこすれで炎症が起き、色素沈着してシミに。
■慣れたアイテムを使いつつ摩擦習慣を見直しましょう
摩擦=こする刺激が肌への負担になりやすいということを知っている人は多いはず。では、なぜ摩擦がよくないのかというと……。
「摩擦刺激が炎症を起こすからです。炎症はシミのもとであるメラニン色素を生成する細胞を刺激します。これはニキビや虫刺されなどが炎症後にシミになるのと同じ。また、肌荒れや乾燥しているとき肌は弱った状態で、炎症が起こりやすくなります。40代は過剰に肌をこすり続けた蓄積がシミとなって出やすい年頃です」と水井さん。
ただし、摩擦を恐れるがあまり、全く肌に触れないのも間違い。
「取るべき汚れは取らないと顔が洗えていないことになり、角質が厚くなってくすみやゴワつきの原因にも。摩擦を起こす手の動きを見直したスキンケアを心がけて」
***
肌をこすったり掻いたりすることは、肌に良くないとは思っていても、日常のマスクやスキンケアによるこすれに対しては、ほとんど気にしていませんでした。UVケアだけでなく、摩擦についても意識してスキンケアをしないと!と思いました。
イラスト/ネコポンギポンギ編集協力/白倉綾子
文=徳永陽子
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