おなべはまた今度にしよっか/(C)やまもとりえ/KADOKAWA
夫の唯一のとりえは「家族想い」?平凡な家族の日常に起きた異変/わたしは家族がわからない(1)
ホームドラマみたいな家族に飽き飽きすらしていた。父の秘密を知るまでは…。
「普通が一番」が口癖の母・美咲と、市役所勤めで穏やかな父・誠。そしてパパが大好きな娘・ひまり。家庭の平穏を望む美咲にとっては「平凡だけど自分たちは良い家族」と思える毎日が、唯一の心の支えでした。しかしある日、誠が突然連絡を絶ち、行方不明となってしまいます。
事件?事故?まさか浮気…?右往左往する美咲をよそに、誠は1週間後、ふらっと帰宅してきたのです。夫婦には大事件であったこの出来事も、娘のひまりにとっては幼い頃のおぼろげな記憶。しかしひまりが中学生になったある日、父の秘密を知ることになるのです…。
父と母が作り出していた「普通」。その本当の姿とは…?「家族のあり方」を揺るがす『わたしは家族がわからない』をお送りします。
※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしは家族がわからない』から一部抜粋・編集しました。
■未読
著=やまもとりえ/『わたしは家族がわからない』
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