「冬のソナタ」(02)で韓流ブームを巻き起こしたチェ・ジウが7年ぶりにスクリーンに復帰する『ニューノーマル』が8月16日(金)より公開決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。
【写真を見る】メインキャストの神妙な表情を捉えた『ニューノーマル』ティザービジュアル本作は、日常に潜む恐怖と絶望を描いた“体験型スリラー”。主演を務めるのは「冬のソナタ」、「天国の階段」など数々の大ヒット作に出演してきたジウ。『ハッピーログイン』(16)以来、7年ぶりのスクリーン復帰となる。さらに韓国の人気アイドルグループ、SHINeeのミンホやBlock BのP.O、「イカゲーム」で注目を集めたイ・ユミら豪華キャストも出演。監督を、代表作『コンジアム』(18)は、韓国ホラー歴代興行収入2位の大ヒットを記録しているKホラーの巨匠、チョン・ボムシクが務める。
作品の舞台は韓国の首都ソウル。女性を狙った連続殺人事件が多発し、ニュースで話題になっていた。ある日、マンションで1人暮らしをするヒョンジョン(ジウ)のもとへ、中年の男性が“火災報知器の点検”を理由に訪ねてくる。厚かましく自宅に上がり込む男性に、どこか不信感を抱くヒョンジョン。一方、ヒョンス(ユミ)はデートアプリでマッチングした相手と待ち合わせていた。期待に胸を弾ませるヒョンスだが、現れたのは予想外の人物だった。ヒョンジョンとヒョンス、2人に起こる出来事はやがて奇妙なほどに交錯していく。観客自身にも起こり得るかもしれないエピソードが、オムニバス形式で綴られる。
このたび解禁された特報映像は、ソウルの街並みを一望するエモーショナルなシーンからスタート。穏やかな音楽が流れるなか「これは、あなたにも起こり得るかもしれない物語」という一文が画面上に映しだされる。その後、女性を狙った殺人事件のニュース映像に場面が切り替わりシリアスな展開に。『ニューノーマル』の不穏な結末を予見する、奇妙な映像に仕上がっている。
またティザービジュアルには、メインキャスト6人の写真が収められている。鬼気迫る表情と鋭い眼光で見つめる先にあるものとは?そして紙を無造作に引き裂いたようなデザインや「日常を一転させる恐怖の幕開け」というキャッチコピーが示すものとは一体?先の読めない怒涛のストーリー展開を、“自分事”としてとらえながら観てほしい。
文/壁谷雪乃
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