『ブルーロック エピ凪』石川俊介監督が島崎信長の熱い秘話を語る!

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『ブルーロック エピ凪』石川俊介監督が島崎信長の熱い秘話を語る!

5月18日(土) 17:00

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の石川俊介監督が制作秘話を語るインタビューが到着!制作に関する自身の意気込みや、主人公・凪誠士郎役の島崎信長に関する熱いエピソードが語られた。

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』は『ブルーロック』シリーズ初の映画化作品。原作は金城宗幸・ノ村優介の漫画『ブルーロック』の外伝漫画(作:三宮宏太)だ。
「ブルーロック(青い監獄)」 に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風は、「史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ」として幅広い年代から注目を集めている。
『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』では、TVアニメ版と一部重なる時間軸で、<天才>凪誠士郎を主人公に、その覚醒の瞬間が描かれる。観客動員数100万人を超え、興行収入は15億円を突破する大ヒットで上映中だ。

今回は、『ブルーロック』TVシリーズ第1期では副監督として携わり、『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』で監督を務める石川俊介の独占インタビューを公開。
自身のターニングポイントとなったと話す『ブルーロック』への想いから、シリーズ初となる劇場版を制作する上でのこだわり、今回の主人公・凪誠士郎役の島崎信長や御影玲王役の内田雄馬などメインキャストとのアフレコ現場でのエピソードなど制作秘話も飛び出し、映画公開後の今だから明かせる内容盛りだくさんとなっている。

>>>『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』場面カットを見る(画像15点)

<石川俊介監督インタビュー>
──『ブルーロック』の映画化、そしてその内容が『-EPISODE 凪-』になると聞いた時の心境を教えてください。

石川TVアニメの『ブルーロック』はメインスタッフとして関わる初めての作品で、自分にとってターニングポイントとなっている大切な作品です。なので劇場版で監督を任せていただけるということは、すごくアツく、滾るストライカーのような心持ちになりました。『ブルーロック』は自分の運命を変えてくれた作品なので、この作品が持っている熱を皆さんに届けられるように、尽力したいという思いでした。

──劇場版とTVシリーズの描き方において、変えた点やこだわった点はありますか?

石川『ブルーロック』が持つ表現、熱量、人を震わせる力、そういう部分はTVシリーズからしっかりと受け継ぎつつ、『-EPISODE 凪-』を生かす上ではアオハル要素である心理的な表現が重要だと考えていました。今回難しかったのは、TVシリーズの一部映像も流用している点です。話が重なる部分があるからこその流用ですが、その中でも今回は「凪の物語」でなければいけないので、物語も映像面でも再構成が必要でした。そこに関しては脚本だけでコントロールできるものではなかったので、絵コンテを描きながら、バランスを見て、『-EPISODE 凪-』として作り上げています。別視点から描くことには難しさもあれば面白さもありまして、面白さという意味では、やはり凪、玲王の2人のキャラクター性がより深く見えてきたことで、自分も作りながらこの2人を好きになっていきましたし、2人のドラマ、精緻な人の成長を、しっかりと描いて形にしたいという思いがありました。

──『-EPISODE 凪-』では、視点が凪目線に変わって描かれていますね。

石川TVシリーズでは潔のモノローグや語りで進んでいく部分を今回は凪の物語にしていかなければいけないのですが、そのまま置き換えるだけだときちんとした凪の物語になりません。なので、凪の視点から見た物語になるように、常に意識して調整していく作業が必要でした。

次のページは後半戦!島崎信長や内田雄馬とのアフレコ秘話も語られる!

>>>『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』場面カットを見る(画像15点)

※「島崎信長」の「崎」は「大」の部分が「立」になる字が正しい表記。
(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会



──凪の魅力はどんなところだと思いますか?またその魅力を表現するために工夫している点はありますか?

石川偽りなく、常に素の姿を見せてくれる部分はすごく好感が持てますし、さらにそこに特別感のあるかっこよさを見せてくれるので、本当に目の離せない存在です。その魅力を活かすために、エゴに火が燈る瞬間と変化、スイッチが入った時の異質なカッコよさ、度肝を抜くシュート描写が際立つよう演出しています。

──監督から見て凪と玲王という2人の関係性をどう思いますか?

石川互いにすごくいい友人に巡り合ったんだなと思います。彼らは直接深いやり取りをそれほど多くしているわけではないんですが、それでもすごく深く繋がっている。互いに作用し合っている関係性というのはすごくうらやましいというか。後々こじれる感じにはなっちゃいますけど、ただの友人の枠を超えポジティブに発展し続けることのできるいい関係性だと思います。

──アフレコに臨む前の声優キャストの方々とはどのようなお話をされましたか?

石川基本的に凪、玲王、斬鉄、それから潔、蜂楽はTVシリーズと重複するシーンがあっても録り直しています。他のキャラクターも新録したところでは、それぞれのキャラクターの劇場版においての役割を説明した上で演じていただいてますし、凪、玲王、斬鉄に関しては、『-EPISODE 凪-』を描く上でこのドラマの軸にもなっているので、感情線は新たに再構成して演じていただきました。

──アフレコ現場の雰囲気や、印象的なエピソードなどありましたら教えてください。

石川主役を務める島崎信長さんはとても熱い人でした。セリフは転用でなく全て新録したいとおっしゃって頂いたことや、特に重要なシーンが重なっていく流れの中では深く考えてお芝居を構成しているということがすごく分かりましたし、今回の『-EPISODE 凪-』に熱いものを持って臨んでくれているのを感じて感激しました。

──アフレコは1人じゃなく誰かと一緒に収録するとより感情が乗ってくるという話も伺いましたが、監督から感じる部分はありましたか?

石川もちろんです。島崎さんと内田さんの温度感、言葉は少ないけれど掛け合いがあるシーン。ラストシーンがそうだったんですが、島崎さんの発する凪のセリフ一つとっても、それに対する玲王のセリフもそうですが、やはりその芝居に温度が乗ってくると、だいぶ変わってくるんです。そういった意味では凪と玲王の、この2人の「互いが互いを形成していく」という側面があって『-EPISODE 凪-』という物語があるので、その掛け合い、変化、流れ、感情線というのはすごく大切な部分です。

──『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の見どころを教えてください。

石川2人の想いの部分ですかね。成長や出会い、発展もあれば、衝突やすれ違いも起こる、というか強制的に篩にかけられるブルーロックという場所で、2人の関係性の変化、その流れと行きつく場所、想いの在り方がどう移ろい行きどんな形になるのか。ぜひそこに注目して観てください!

※「島崎信長」の「崎」は「大」の部分が「立」になる字が正しい表記。
(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
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