西野七瀬、高山一実を「改めて尊敬」と告白!『トラペジウム』おじいちゃん役で共演も果たし、「2人で楽しみながらできた」

高山一実のデビュー小説が『トラペジウム』が映画に。西野七瀬は「弱音を一切聞いたことがない」と高山を尊敬

西野七瀬、高山一実を「改めて尊敬」と告白!『トラペジウム』おじいちゃん役で共演も果たし、「2人で楽しみながらできた」

5月18日(土) 13:28

高山一実による同名小説をアニメーション映画化した『トラペジウム』の公開御礼舞台挨拶が5月18日に新宿バルト9で開催され、高山一実、結川あさき、西野七瀬、内村光良が登壇。かつて乃木坂46の1期生として切磋琢磨した高山と西野が、息ぴったりのトークを繰り広げた。
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『トラペジウム』の公開御礼舞台挨拶が開催された

アイドルを目指す高校生1年生の東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む姿を描く本作。高山が小説家デビューを果たした原作は、2016年から雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載を開始。2018年に単行本化され、トップアイドルグループのメンバーとして活動してきた高山自身の経験や葛藤が込められた内容で、累計30万部を達成した。劇中で“おじいさん”役を演じた西野は、「老人A?B?どっちだっけ。私がB?」と高山とさっそく笑顔を交わしながら「よろしくお願いします」と挨拶。内村は「この並びのなかで浮いておりますが、白石麻衣のつもりで頑張ります!」と宣言して、会場を笑わせた。

客席を見渡して、感無量の面持ちを見せた高山一実

本作の原作者であり、アニメ映画化にあたって脚本や音楽など幅広く携わった高山は、「皆さんとお会いできる機会があるのがうれしい。ステージと客席みたいな感じで、こういう場は小説を書いていなかったらないんだなと思うと、書いてよかったな」と感無量の面持ち。映画が公開されてあらゆる反響を受け取っているそうで、「(SNSなどで)感想を見ていると、『わかるわ』と思うものばかり。『いいね』したいと思うことがたくさんある。『トラペジウム』というのは、不等辺四角形という意味で、きれいな話にしたくないと思っていた。いろいろなご意見をいただけるのが、『トラペジウム』のタイトルとつながっていてすごくうれしい。どのご意見も正解」といろいろな角度から作品を共有できていることに喜びをにじませた。主人公の東ゆうを演じた結川も「多くの人が観てくださっているんだなということが、私の耳にも届いている」と胸を高鳴らせていた。

西野七瀬、初のおじいちゃん役は「難しかった!」

ゆうたちがボランティア活動で親交を深めるおじいさん役を演じたのが、内村と西野だ。そして高山も、おじいさん役として参戦している。おじいさん役のオファーについて聞かれた西野は、「笑っちゃいました」とにっこり。「おじいさん…と思って。おばあさんなら『ああ、そうなんだ』と思うんですが、おじいさんって本当に?って。やったことがないので。でもかずみんと2人で、内村さんも(おじいさん役を)やると聞いて『一緒にだったら、心強いかも』と思って。すぐにやりたいですと言いました」と経緯を明かした。

 温かな絆の伝わるやり取りを見せた

役作りでは「声が枯れないかなと思った」という西野。「難しかった。もっと高みを目指したかった。もっとこうすればよかったかなとか思った」とストイックな姿勢を見せつつ、一緒にアフレコができたことで「2人で楽しみながらできた」と西野と高山が声を揃えた。西野は「グループにいた当時は、おばあちゃんの声で会話をしたりとか、そういう遊びをよくしていた」、高山も「『あ、うまい!』言い合って」と懐かしむと、会場も大笑いだった。

内村光良、高山一実の奮闘に「お疲れ様でした!」

高山のデビュー小説がアニメ映画化されたとあって、内村は「構成やキャスティング、デザインなどすべてに関わったと聞きました。宣伝活動も頑張っております。本当に一実ちゃん、お疲れ様でした!」と労い、「よかったね。いい作品ができて」としみじみ。劇中で「高山一実」というクレジットが出る瞬間に感動したと目尻を下げながら「あと4人が山登りしてランチするシーン、好きなんだよ。だんだん友情が深まっていく感じも、乃木坂で培った経験からきているのかなと思います」と続けると、高山も「ありがとうございます!」と感激しきり。

そして「原作も出た時に読んでいて、映画も観させてもらって」と切りだした西野は、「(登場人物たちが)活動しているところとかは、ちょっと懐かしい感覚になって。4人の女の子たちの青春の時間をのぞき見ているような気分になって、キラキラした素敵な映画だなと思った」と吐露。「かずみんが執筆している時に、結構近くにいた記憶がある。いつも小型のパソコンを持ち歩いていて、みんなが休んでいる時間もかずみんは(パソコンを)打ったりしていて。でも大変だとか、そういう弱音は一切聞いたことがなかった。そこから1冊の本を作って、こうやって劇場で映画が公開されて、本当にすごいことをしていたんだなと改めて尊敬する。私には絶対できないことなので、グループの活動もしながら本当にすばらしいなと思いました」と心からの想いを打ち明けた。高山は「うれしい。ありがとう」と目を細めるなど、終始、高山と西野が温かな絆の伝わるやり取りを見せていた。

取材・文/成田おり枝


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