【写真】「インスペクター」の職務をしていたことを説明したロバートの山本博

千原ジュニアがMCを務める「ABEMA的ニュースショー」(毎週日曜昼0:00～2:00ABEMA NEWSチャンネル)の5月12日の放送回では、34年ぶりに東京ドームでボクシングの試合が開催され、井上尚弥選手がルイス・ネリ選手に6回TKO勝ちし、王座を防衛した中継で、井上選手の背後にたたずむロバートの山本博が何度も映りこみ、世紀の一戦に立ち会っていた理由を、山本に直撃した。

■「インスペクター」



山本は、公平な試合を進行する「インスペクター」の職務をしていたことを説明し、「本当におさわがせして申しわけございません(笑)」とまた、井上選手がプロ初のダウンを喫したシーンをふり返り、「『倒された！』と思ったけど、すぐに自分の仕事をしなきゃ！と切り替えた。興奮して仕事を忘れるわけにはいかないので、めちゃくちゃロボットのように動きました」と“仕事人”の表情を見せた。

一方で、周囲からの反響については、「『尚弥くんと仲良くて良かったですね』と井上選手にお呼ばれされたからだとかんちがいされていたり、秋山竜次には『これ、どこのスタジオのコント？』と言われたりしたけど、僕はそんなつもりでやっていないんですよ！」となげいた。

さらに、山本は、2024年2月にインスペクターのライセンスを取得してから、芸人の仕事と並行して1ヶ月のうち10日ほどリングに立っていることを明かし、「インスペクターが足りない。東日本では僕を含めて3人しかいない。根性のある方はぜひ研修に来てほしい」と呼びかけた。

ボクシングの大ファンである番組MCの千原は、「後楽園ホールにいつ行っても、博がいる。博を見にいってるんかな？と思うほど(笑)。ホンマにまじめにやってますから。まじめな表情をすればするほどおもしろくなる」と話した。

また、共演者から「ジュニアさんはインスペクターをやろうと思わないんですか？」と問われると、千原は「大好きなボクシングをいちばん楽しめない仕事やと思う。みんなが大興奮するシーンで『うわー！』と言えないなんて、好きであれば好きなほど、しんどいよ」と苦笑いを浮かべた。

また、東京ドームにも足を運んでいた千原は、「東京ドームでボクシングを見られる日が来るなんて、信じられない。世界戦4試合に出場した8選手のうち6選手が日本人なことにも『ホンマか!?』と思う。日本のボクシングをここまで持ってきてくれたのが、井上選手」と感謝の気持ちを伝えるとともに、「うしろの席の外国人が、井上選手がダウンを奪ったシーンで大興奮して立ちあがったが、その時に俺の後頭部に思いっきりぶつかった。井上選手が勝利してもまだ痛みが取れず、なんならネリ選手よりもパンチが効いてたんちゃうかな？と思うくらい(笑)」と語り、笑いを誘っていた。




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