ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告による違法賭博スキャンダルが、アメリカでドラマシリーズ化されることがわかった。
米バラエティによれば、ライオンズゲート・テレビジョンが企画開発をスタートしたところで、プレイ・ブック・プロダクションズのスコット・デルマン(「ステーション・イレブン」)と、スポーツジャーナリストのアルバート・チェンがプロデュースする。タイトルは未定で、現在のところ脚本家や放送局・配信会社は決まっていない。
水原被告は先月、違法賭博の借金返済のため大谷選手の口座から約1700万ドル(約26億円)を盗んだ銀行詐欺の罪や、虚偽の納税申告の罪で米連邦検察に起訴された。水原被告は検察との司法取引に応じ、起訴内容を認めることで合意したと報じられている。
スポーツベッティングの世界を掘り下げたノンフィクション本「ビリオン・ダラー・ファンタジー(原題)」の著者として知られるチェンは、新ドラマについて「これはピート・ローズ以来のメジャーリーグ最大の賭博スキャンダルであり、その中心にいるのはMLBが大きな期待を寄せてきたトップスターです。私たちは信頼と裏切り、富と名声という虚飾をめぐる物語の核心に迫ります」と語っている。
【関連記事】
・
大谷翔平、常田大希、LiSA、山下智久―国内外で活躍する日本人のドキュメンタリー4選
・
大谷翔平選手のドキュメンタリー映画ペドロ・マルティネスと松井秀喜がナレーション
・
松井秀喜、ダルビッシュ有、栗山英樹!大谷翔平選手のドキュメンタリー映画に豪華メンバー出演
・
優勝記念!今シーズンの軌跡を追ったドキュメンタリー「阪神タイガースTHE MOVIE2023 栄光のARE」12月15日緊急公開
Photo by Rob Leiter/MLB Photos via Getty Images)