竹内力、吹替担当した“猿”に共感「カリスマ性があり、腕っぷしが強く…オレか!?」<猿の惑星/キングダム>

竹内力が「大阪コミコン2024」で開催された「猿の惑星/キングダム」のスペシャルステージに登場した/(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

竹内力、吹替担当した“猿”に共感「カリスマ性があり、腕っぷしが強く…オレか!?」<猿の惑星/キングダム>

5月7日(火) 13:18

竹内力が「大阪コミコン2024」で開催された「猿の惑星/キングダム」のスペシャルステージに登場した
【写真】NMB48の3人とトークセッションを繰り広げる竹内力

映画「猿の惑星」シリーズ完全新作「猿の惑星/キングダム」(5月10日[金]公開)のスペシャルステージが5月4日に「大阪コミックコンベンション2024」にて開催され、本作に日本版声優として出演する竹内力と、大阪コミコンPR大使を務めるNMB48の安部若菜、塩月希依音、坂田心咲が登壇した。

■「猿の惑星/キングダム」スペシャルステージが開催

5月10日(金)に公開される本作では、現在から300年後、支配者が人間から猿へと移り変わった世界を舞台に、猿と人間の“共存”か猿の“独裁”かをかけた「猿&人間VS猿」の新たなる衝突を圧倒的なスケールで描く。

満席で立ち見が出るほどの観客が集まった今回のイベント。スタートするとMCとともにNMB48の3人が登場。本シリーズを観たことがあるという安部は「ほんとにすごい作品ですよね!1作目でいうとまだ私たちの両親も生まれてない…その頃からある作品なので、オマージュされたり影響を受けた作品も多いですよね」とシリーズの偉大さを解説した。

対して、本作が初めての「猿の惑星」という塩月と坂田。塩月は「初めて観ても作品に入り込めるようになっていて、すごく理解しやすくて面白かったです!」と本作をシリーズ初心者に向けてもPRした。

■竹内力「カリスマ性があり、腕っぷしが強く…オレか!?」

続いて会場では本作の予告映像が放映。すると、独裁者プロキシマス・シーザーが「素晴らしい日だ!」と叫ぶ映像に観客が圧倒されるなか、「フハハハ…!」とプロキシマスのようなドスの利いた笑い声とともに竹内が登場。白いスーツをスタイリッシュに着こなした竹内の迫力に、会場からは大きな拍手と歓声が上がった。

吹き替えを担当したプロキシマスのキャラクター性についてMCから問われると「カリスマ性があり、腕っぷしが強く、知性があり、話術が巧み、戦略家でありますね、この男は。…オレか!?」と茶目っ気たっぷりに答え、会場を沸かせる竹内。

安部からの「猿の惑星の声優の話を聞いたときどう思ったか」という質問には、「小学生の時に初めてTV放送で1作目を観てね。ラストシーンに衝撃を受けて。学校でもみんなその話題でもちきりで、すごく衝撃的な作品として刻まれていた。それからこの50年の間に9作品作られ、すごいシリーズですよね」としみじみ語った。

■NMB48の3人とトークセッション

人間ではなく、“猿役”を演じたことについて、安部から「猿の声は人を演じるのと違いますか?」と聞かれると、竹内は「変わらないですね。やっぱりハリウッド俳優さんが演じているので、その雰囲気を感じながら、自分の声のトーンと合わせてセリフを言う感じ。しかしまぁ(プロキシマスは)猿のくせによくしゃべるんですよ(笑)!」と雄弁なプロキシマスに関してのアフレコのこだわりを明かした。

塩月が「最初シーザーを見たときに敵役なのかなという印象を受けたんですけど、逆にかっこいいな、良い役だな、と感じたんですが、竹内さんは彼の第一印象ってどんなものでしたか?」と尋ねると、「猿の世界をより良くしようとしている男。彼なりの正義があり、人間から見たら悪かもしれないけど、猿側から見たらどうなのかな、と考えさせられる。でもやっぱり人間も猿も争いが好きですよね」と単なる敵役ではない魅力とその裏にある作品の重厚なメッセージを語った。

坂田からの「今回は洋画の吹き替えということで、特に意識したことはありましたか?」という質問には、「やっぱり動物なので、鼻息荒い感じとかがセリフよりも難しかったかな。口を動かしていないところは外しちゃダメなので、タイミングが難しかった」とコメント。また、アフレコの演出で「いつもの竹内さんらしく“ボス”っぽくやってください」と話があったといい、セリフを猿っぽくしゃべるよう準備してきたら、逆に活舌が悪くなって没になったというエピソードも披露した。

■竹内力「人間っていうのはな、とちょっと考えさせられる作品」

本作の感想について竹内は、「ネタバレができないからあんまり言えないけど、いい映画でした!子どもの頃に感動した作品に携われてうれしく思ってます」とトーク。

続いて、坂田は「私は映像のきれいさに驚きました。猿の毛並みだったり、自然の描き方の繊細さとか、技術の発達にびっくりしたのと、やっぱり音響のすごさによって疾走感や臨場感が出ていて大きなスピーカーでしか味わえない。ぜひ劇場で皆さんにも見てほしいと思った」、塩月は「私は展開に自分の心が遊ばれたというか…ずっとのめり込むように観ていて、予想を裏切られるところが面白かったです」と「猿の惑星」初心者の2人もいろんな視点で楽しんだことをアピールした。

本作のために前作を観なおしたという安部は「自分は初めて劇場で『猿の惑星』を観られるのがうれしくて。もちろん初めてでも十分に楽しめるんですが、過去作に通じる部分を発見できたり、最新の技術による2024年の『猿の惑星』を感じられて感動しました。そしてなんといってもプロキシマス・シーザーのカリスマ性も素晴らしかったです!」と興奮気味にコメント。

最後に竹内は、「猿の映画ですけど、人間っていうのはな、とちょっと考えさせられる作品ですよね。まだ世界中で争いがあってそういうテーマも含まれていますよね」と、本作のメッセージ性にも言及した。

フォトセッションでは、竹内が「劇場公開ということは…後悔しないように観ておけよー!」とドスを利かせた声でダジャレメッセージを送り、会場は大喝采の拍手に包まれながらイベントは終了した。

なお、「猿の惑星」などシリーズ過去作はディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」で配信中。



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