篠優希はキャリアハイ3位を難関“和合”で達成オフトレ効果で飛距離20ydアップ

篠優希がプロ入り後最高順位3位タイでフィニッシュした(撮影:上山敬太)

篠優希はキャリアハイ3位を難関“和合”で達成オフトレ効果で飛距離20ydアップ

5月6日(月) 13:30

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<中日クラウンズ最終日◇5日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース (愛知県)◇6557ヤード・パー70>

首位と3打差の5位タイで最終日を迎えた篠優希は3バーディ・2ボギーの「69」で回りトータル8アンダー・3位タイで終えた。プロ転向後では最高順位となり「レギュラーツアーに出始めて3年目ですが、毎年レベルアップしている実感はあり、それが結果に出てくれたので良かったです」と振り返る。



スタート前は多くのファンとグータッチを交わした【写真】


「今年からやっている練習法があるんですけど、それをやり始めてから良くなってきて」と両腕の間にボールを挟み低いドローボールを打つ”ドリル”で不調だったショットが良くなった。「特にアイアンがいいです」。ドッグレッグが多く、グリーンは砲台でボールが着弾するときの音が“コン”となるほど硬くて速い、そして傾斜も多く、ピンに対しての落としどころが重要となる和合の攻略へ必須条件となる”ショットの精度”が研ぎ澄まされたことがキャリアハイに繋がった。

「去年初めて出て、そのときに外してはいけないところとかは把握済みだったので、そこだけ気をつけていた。あとはチャンスについたホールでしっかりバーディを獲る」と、昨年初出場したときに得た”過去問”をもとに「ティショットはピン位置に対して狙っていきやすいサイドに置いていくこと、フェアウェイからでもピンが手前や奥のときはグリーン周りのバンカーに捕まる可能性が高いので、まずはグリーンに乗せること」とマネジメントを徹底した。

その甲斐あってか、大きなミスをすることもなく4日間を終えられた。「和合でスコアを出すためにはアイアンショットが重要だと思っていたので、今回の4日間は自分にとって自信になりました。結果的に優勝は出来なかったですが、今回の試合は今後に活きてくると思います」。ショット力が試されるコースで上位フィニッシュしたことはこれからの自信につながる結果となった。

昨年の賞金ランクは惜しくも72位とシード権獲得ならず、今季はQT6位の資格で試合に出場している。シーズン開幕前のオフはタイで合宿を行いトレーニングと練習に励んだ。その結果、「去年よりも飛距離が伸びました。10~20ヤードは伸びていると思います」と昨季よりもパワーアップした姿で挑んでいる。

今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」でも予選を通過しトータル11アンダー・28位タイで終えており、出場試合はまだ2試合ではあるが、賞金ランキングでは11位タイと好位置につけている。目標は出られる試合のなかで「ツアー初優勝」だが、もちろん来季のシード権を獲得することも重要としている。幸先の良いスタートを切った今シーズン、この好ポジションを維持していきたい。(文・高木彩音)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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