マーベル映画「マイティ・ソー」シリーズで主演を務めたクリス・ヘムズワースが、シリーズ第4作「ソーラブ&サンダー」について後悔の念を改めて口にした。
米バニティ・フェア誌のインタビューで、「即興と奇抜さに夢中になって、自分自身のパロディになってしまった」と吐露。「地に足がついてなかった」と振り返った。
また、単独シリーズに加えて、「アベンジャーズ」シリーズでもソーを演じているうちに、キャラクターに対して不満を感じるようになったとも告白した。
「時々、自分がチームの警備員になったような気分になった」と語り、「他のみんなのセリフを読んで、『ああ、彼らはもっとクールなものを持っている』と思った。みんなはもっと楽しんでいた。ぼくのキャラクターがどうだったかといえば、いつもかつらをかぶって、筋肉があって、コスチュームで。もちろん自分もこの大きな出来事の一部だったけど、おそらく替えがきいたのではないかと思う」と心中を明かした。
ヘムズワースは昨年、GQ誌のインタビューで「ソーラブ&サンダー」について、「ぼくらはふざけすぎてしまったんだと思う」と語っていた。
最新作である、ジョージ・ミラー監督が「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚を描く映画「マッドマックスフュリオサ」で悪役を演じたヘムズワース。ロン・ハワード監督の「ラッシュプライドと友情」(2013)で主演を務めて以来、最も好きな役だと言い、“筋肉質のアクションガイ”チョップ以上のものをもう一度披露するチャンスを得られるのを「長い間待っていた」と、同作への出演を喜んだ。
「マッドマックスフュリオサ」はカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映される。日本公開は5月31日。
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マッドマックスフュリオサ
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