諸悪の根源は「首の後ろの筋肉」? 全身の緊張をとるための大切な部位を知ろう!/イラスト見るだけ整体(1)自身の動画配信チャンネルで不調を解消するための「手もみ」を推奨し、登録者数35万人(2024年4月現在)の大人気インフルエンサーとなったのは、「手もみスト」の音琶麗菜さん。
看護師として勤務していた経験を生かし、手もみを広めるために幅広く活動されている音琶さんが紹介してくれるのは、今すぐに実践できる健康法です。
「反射区」という場所に沿って手を揉むだけの簡単さで毎日続けやすいセルフケア、ぜひお試しください。
※本記事は音琶麗菜著、新谷真知子監修の書籍『たった7秒!もむだけであらゆる不調が解消する 手もみ大全』から一部抜粋・編集しました。
■基本のもみ方
■親指の腹を使う
親指の腹を反射区に当て、垂直方向に力を入れ押していきます。
■親指の角を使う
親指の角を骨の間や下に入れ込んだりして、反射区をしっかり押していきます。
■親指・人差し指の爪の横を使う
親指と人差し指の爪の横のかたい部分を使い、爪のつけ根、指先などの反射区をキュッと挟んで押していきます。
■人差し指の角を使う
曲げた人差し指の第2関節の角を使って、反射区をグリグリと押していきます。
■便秘の解消
■S字結腸の反射区(左手)
・薬指の延長線上、まっすぐ下に
・手首のしわから親指の幅2つ分上
・7秒押す!
S字結腸は大腸の主要部分である結腸の末端にあります。便をつくり、直腸に便を送る働きをしています。 朝、コップ1杯の水を飲んでから反射区を押すと便秘解消に効果的。即効性があるので、トイレに行ける環境で行ってください。この反射区は左手にしかありません。
■手もみのやり方
1親指の角をふくらみに引っかけるように当て、7秒押します。これを3回くり返します。
22回目と3回目は親指の角度を調整して、痛いと感じるところを探ります。便秘の方は反射区がかたくなっていますが、しっかり力を入れて押しましょう。
■こんな時にも!
・宿便解消
・おなかのハリ解消
■注意
・効果には個人差があります。我慢できないほど痛かったり、強い違和感があったりする場合は、すぐに中断してください。
・体調を考慮して、自身の責任において行ってください。
【著者プロフィール】
音琶麗菜
看護師として勤務していた経験を活かして、手のひらセラピストに。その後、株式会社ベストバースデーを立ち上げ、手のひらセラピーを広めるために幅広く活動している。
【監修者プロフィール】
新谷真知子
島根医科大学(現島根大学医学部)卒業後、大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部内科学教室第三に入局。様々な医療機関に出向し、経験を重ね、平成20年2月大阪府堺市にてしんたに内科クリニック開業し現在に至る。
著=音琶麗菜、監修=新谷真知子/『たった7秒!もむだけであらゆる不調が解消する 手もみ大全』
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