いつまでも気持ちが伝わらない夫との離婚を決意したけれど…。心も体も限界だと感じたとき、ようやく変化が【作者に聞く】

第7話「変化の兆し」より

いつまでも気持ちが伝わらない夫との離婚を決意したけれど…。心も体も限界だと感じたとき、ようやく変化が【作者に聞く】

4月30日(火) 17:00

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大好きな人と結婚したはずだったのに、夫と全然気持ちが通じ合っていないと感じるのはなぜ?――ワンオペ子育て、セックスレス、話の通じない夫…共感間違いなしのコミックエッセイ「始まりはレスでした」。もしかしてうちってセックスレス?と、夫婦の間の違和感に気づいたポメさん。ワンオペの子育て、激務の夫、通じ合えない夫婦のコミュニケーション、さらには毒親との過去…数々の問題を乗り越えて、夫婦の関係を再構築する長い闘いが幕を開ける!
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第7話「変化の兆し」より


第7回となる今回は「変化の兆し」をお届け。話し合いを重ねても気持ちが伝わらないことから、離婚を考え始めたポメさん。心も体も限界だと感じるなか、ついに夫・べるさんが仕事を休み時間を作ってくれることに。

第7話「変化の兆し」1/21

第7話「変化の兆し」2/21


■ポメさん「自分の子どもがかわいくない、気持ち悪いなんて誰にも言えず、とても悩み苦しみました」

――子どもの相手をしないで寝込む自分にぞっとする、という描写があります。これはポメさんの子どものときの経験が理由でしょうか?

はい、母が寝込んでいることが多くて、私は小学1年生のころから家事をしていました。今で言う「ヤングケアラー」だったのでしょうね。ほかのお友達と遊びたくても、まず家のことをしてから。家にいるときも母の体調が第一で、いつも母に気をつかっていました。大人になって、自分が体調を崩したりしたときに寝込むと、いつも寝込みがちだった母のことを思い出して、「いつか母と同じになってしまうのでは…」と怖くなっていました。そうならないよう、今は疲れたときや体調が悪いときは頑張らないですぐに寝るようにしています(笑)!

――ポメさんが「上の子かわいくない症候群」と言われる状態だったことが描かれます。ポメさん自身、渦中にいるときはこの「症候群」のことは知らなかったのでしょうか?

当時は何も知りませんでした。なので、自分の子どもがかわいくない、気持ち悪いなんて誰にも言えず、とても悩み苦しみました。自分は異常なのか、毒親育ちだから私も毒親なのか…と。「上の子かわいくない症候群」ってすごく苦しいですが、まだまだ知らない人も多いと思うので、もっと広まるといいなと思っています。

――その後、上の子に対する「かわいくない」という感情は変わっていきましたか?

はい、娘が療育に通い始めて娘と離れる時間ができてくると、少しずつですが娘への感情が落ち着いてきました。今では娘をとても愛しく思ってます。

――回想シーンで、おでかけの支度のときや帰宅して忙しいとき、なかなかべるさんに「手伝って」とは言えずにいた様子が描かれます。当時、「手伝って」と言わなかったのには理由があるのでしょうか?

「夫は平日仕事をしているから休日くらいゆっくりしたいよね」というかわいらしい気持ちが以前の私にはあったんです(笑)。それと、『あれやって、これやって』って無限にやってほしいことはあるので、いちいち言っていたら、うざがられるだろうな~という気持ちもありました。でもよく考えたら、じゃあ24時間ワンオペして家事してる私の休日はいつなんだろう…って。今となっては、私も気をつかって言わなすぎたし、夫もやらなすぎたなぁと思います(笑)。

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