西岡徳馬『SHOGUN 将軍』の出来栄えに自信「ハリウッドが制作したなかでは日本の時代劇ナンバーワン」

「えいえいおー!」の掛け声で拳を突き上げる金井浩人、西岡德馬、穂志もえか

西岡徳馬『SHOGUN 将軍』の出来栄えに自信「ハリウッドが制作したなかでは日本の時代劇ナンバーワン」

4月24日(水) 21:03

ディズニープラスで独占配信中の「スター」オリジナルシリーズ「SHOGUN 将軍」大ヒット記念9話&10話上映イベントが4月24日、ユナイテッド・シネマ豊洲で開催。金井浩人、穂志もえか、西岡徳馬、竹嶋康成、向里祐香、洞口依子、宮本裕子が登壇した。
【写真を見る】西岡徳馬も興奮!『SHOGUN 将軍』最終2話劇場上映イベントが開催
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真田広之のハリウッド初主演・プロデュース作品である本作は、戦国の日本を描き1980年にもドラマ化されたジェームズ・クラベルの小説を新たにドラマシリーズ化した、陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル。真田は戦国最強の武将、吉井虎永を演じた。

虎長が信頼する戸田広松役の西岡は、撮影現場でのエピソードを聞かれると「日本の撮影だと“晴天”、“雨”と両方の予定表が来るんですけれど、いつまで経っても雨予定が来なかった」と吐露。初日の撮影日が大雨だったそうで、「『雨だから中止だな』と思って、『キャンセル』と言ったら、『なんだキャンセルって』という。『いや雨降ってるから』って言ったら『雨関係ない』って言われて。全シーン、雨でもやりましたから。日本ではちょっと考えられない」と日本とハリウッドとの違いを実感していた。

また、浅野忠信演じる樫木薮重の甥、樫木央海を演じた金井は「浅野さんとのお芝居は日々学びで、僕はいつも感動していた」としみじみ。「撮影内外ですごく濃い時間を過ごさせていただきました。本当に大好きで、撮影終盤の方は、撮影が終わってしまうという悲しさと、浅野さんと離れてしまうという悲しさでやってられなかったですね。『恋しているじゃないか』と思いました」と浅野への熱い思いを口にして盛り上げていた。
撮影の思い出を振り返る金井浩人と西岡德馬


宇佐美藤役の穂志は、本作での演技がエミー賞に期待が掛かるほど評価されているとの声に「びっくりしています。私にとどまらずいろんな方たちが評価されていますし、私一人じゃ正直なにも出来なかったので、私を藤たらしめたのはスタッフの皆さんであり、共演者の方々」と謙遜。

さらに、一流の遊女・菊を演じた際の役作りを問われた向里は「個人的に日舞を習いに行ったり、新橋の芸妓さんを紹介していただいて、目線の使い方だったり、どういう風に見せたら色気が出るかとか、そういうことを教わって準備していました」と明かした。
穂志もえかの演技にはエミー賞期待の声も


プロデューサーである真田の話題になると、洞口が「真田さんはいったいいつ寝ているのかとか、真田さんは何人いるのかとか、色んな説が飛び交っていました(笑)」と笑う。西岡も「休みなかったよね、彼は」と共感し、「マスクを二重にしてゴーグルを掛けて、帽子を被っているのは誰だろうなと思ったらヒロ(真田)だったんだよね。ずっと見ているんだもん。すごかったよね。自分でやり終わったあとも」と感心していた。

この日は登壇が叶わなかった真田からは手紙が届いており、司会が代読。真田は「ただいまニューヨークにて『SHOGUN 将軍』フィナーレのキャンペーン中のため、伝書鳩にコメントを託しております」とつづり、「大スクリーンで最後の2話をご覧いただけることを大変うれしく思います。ごゆっくりお楽しみください」と来場客にメッセージを届けた。
ニューヨークから真田広之のメッセージが届いた


最後には西岡が「日本の時代劇をハリウッドが作ったのを何本か観ていますけれども、『いやー、これは…』というのが多かった。『そういうことだけは絶対にするのやめようね』と真田広之くんと二人で半年くらい前からずっとそのことだけを言ってきて、たぶんそれが叶ったと思います。ハリウッドが制作したなかでは日本の時代劇ナンバーワンだと自負しています」と胸を張っていた。

※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記
取材・文/山田健史


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