佐久間宣行氏、ネットミームにされた人たちの真実に驚愕「一面の切り取りなんだね。作り手としてはうわぁ…って思っちゃう」

佐久間宣行氏の「オールナイトニッポン0」が4月17日に放送された

佐久間宣行氏、ネットミームにされた人たちの真実に驚愕「一面の切り取りなんだね。作り手としてはうわぁ…って思っちゃう」

4月23日(火) 18:00

佐久間宣行氏の「オールナイトニッポン0」が4月17日に放送された
【写真】佐久間宣行氏、“バキ童”有する春とヒコーキとの3SHOT

元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が4月17日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。

■「『バキ童チャンネル』ちゃんとメディアになってんじゃねぇかよ」

この日も黒いTシャツ姿で登場した佐久間氏は、「ニッポン放送 SPECIAL WEEK」のゲストとして出演した春とヒコーキと共にネットミームにされた人たちのその後についてのトークに花を咲かせる。

ラーメン二郎巡りが趣味だと話したぐんぴぃに対して、リスナーから「二郎(系ラーメン)の上振れ下振れですが、これを考えなく食べられる二郎があります。神保町二郎に行きましょう。ここはレベルの高い合格点を超える二郎です。オールウェイズを出してくれます」というメールが届く。

すると土岡哲朗が「佐久間さん、これご存知ですか?オールウェイズ」と尋ねると、佐久間氏は「いや、分かんない、何?」と首を傾げた。土岡が「ネットミームなんですよ」と端的に答えると、すかさずぐんぴぃが「佐久間さん!?分かんないんすか!?くぅ〜!なんでも知ってる佐久間さんが、オールウェイズニキ知らないんですか!?」と煽り出す。

佐久間氏が「教えてくれよ!オールウェイズニキ」と教えをこうと、土岡が詳細を説明。それを聞いた佐久間氏は「ヘぇ〜。ネットミームはやっぱり俺、40(歳)後半だから、ワンテンポ遅れて入ってくるタイプだと思う。同世代の中では早い方だと思うけど」と口にし、「『バキ童チャンネル』で俺、ネットミームだった人に会う企画すごく好きなんだけど、その人たちの中で印象的だった人っている?」と尋ねた。

ぐんぴぃは少し考えると「やっぱ一番印象的なのは、おでんツンツン男。覚えてますかね?」とコメント。佐久間氏は「覚えてる!覚えてる!」と頷き、土岡が「もっとね、仲良く平和的な人いたけど」とツッコミを入れた。ぐんぴぃは「どういうニュースかと言うと、コンビニのおでんを指でツンツンとやっちゃって、捕まりかけちゃったみたいな。でも、話をちゃんと聞くと、24時閉店のコンビニだったので、閉店したあとに店員さんの了承を得て、おでんを突いたんだって言う」と話題になったニュースの表側と裏側を明かす。

佐久間氏が「本当は廃棄のものだったってこと?」と驚きを見せると、土岡は「そうですね」と首肯。ぐんぴぃは「『でも、それはその当時はあんまりみんなには分からなかったので、すごく叩かれたんですよ〜』みたいな話はすごく聞き応えがあって」と話を続け、「でも、反省してるんすか?みたいなことを聞いたら、全然反省してなくて」と振り返る。まさかのオチに爆笑する佐久間氏と、「してないんかい!」とすかさずツッコむ土岡。

さらにぐんぴぃが「(おでんツンツン男は)タトゥーを身体にいっぱい入れてるんですけど、腕の方におでんのタトゥーを入れてて、それを指で突いておでんをツンツンするっていうギャグを持ってました」と付け加えると、佐久間氏は「絶対に反省していない(笑)」と苦笑い。そして「はぁーおもしれぇなぁ!」と声を弾ませ、「まぁまぁ、その人が反省してる反省してないは置いておいて、でも、そういう事実があったとした場合、やっぱりネットって一面の切り取りなんだね。そういう人多い?」と尋ねた。

ぐんぴぃは「多いですね。それこそドヤ中ニキ」と首を縦に振り、土岡が「ドヤ顔中学生っていう」と補足する。佐久間氏は「画像だけ覚えてる。その(『ゲームっていうのは暇つぶしのためにあるのであって、その暇つぶしにお金をかけているようじゃこの先心配』)スクショだけで、いろんなところで会話起きてたもんね。あの中学生も来たんだ?」と見覚えがある様子。

ぐんぴぃが「あの子が大きくなって大学生になって。なんなら東大生で、めちゃくちゃ大成功してて。そんなゲームのことを心配だよって言ったやつがちゃんと東大生になるんだったら、あいつが言ってたことは正しかったんだとも思ったんですけど」と語り出すと、「『あのインタビューは違いまして…。僕も実はゲームの課金をいっぱいしてたんですよ。で、そんな課金する自分って心配ですよねって自虐で言ったんですけど、その部分はテレビでカットされちゃって…』」と真相をぶっちゃける。「こんなんで僕、どうなっちゃうんだろう…っていうことだったらしいんです」と隣で土岡が付け加えた。

それを聞いた佐久間氏は「うわぁ〜そうなんだ…!そういうことか…」と呟き、「俺としては作り手としてなんて言ったらいいんだろう…?うわぁ…って思っちゃう。メディア側だから」と深刻な表情をする。続けて「そういう編集をやってきたとは思わないけど、そのスタッフはやったんだなって思うし。あと結構ね、(メディアの)暴力性っていうのはあんのよ」と持論を展開。

「『あちこちオードリー』(テレビ東京系)とか『ゴッドタン』(テレビ東京系)とかでも、(演者が)悪い言葉をボンッて言ったあとフォローを言ってるんだけど、フォローがつまんないわけ。で、たまに若いディレクターがね、そこのフォローをカットして編集するのよ。それぐらい、本当めちゃくちゃ説教するのって。フォローも入れないとってなるんだけど。それに近い編集だったってことでしょ?」と自身の体験を踏まえて質問する佐久間氏に、土岡は「そうですね。パンチのあるところだけで」と答える。

最後に自身も「バキバキ童貞」としてネットミームにされたぐんぴぃが、「その人(ドヤ中ニキ)はもう自分で『出させてください。皆さんにちゃんと伝えたいんです』って自薦で出てくれたんです。そういう人の場所になってます」とまとめると、佐久間氏は「なんだよ…ちゃんとメディアになってんじゃねぇかよ」と豪快に笑った。

■「アフタートークってそういう話をする場じゃないのよ」

イチナナ限定アフタートークでも、引き続き春とヒコーキが出演し、本編を振り返る3人。童貞話で一通り盛り上がると、佐久間氏は「アフタートークってそういう話をする場じゃないのよ。アーカイブ残るんだぞ」と大声で笑いながら、ツッコミを入れた。配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず、リスナーから「童貞SPW笑う」「めちゃくちゃ面白い!」「身体は乗り物w」等のさまざまなコメントが寄せられ、本編と共に盛り上がりを見せていた。




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