<正解は20年後?>「なぜ学校に行かなければならないの?」子どもの質問への答えは?

4月19日(金) 19:25

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ときとして子どもは親を悩ませるような質問をしてくることがあるのではないでしょうか。答えに正解はないと思えるような場合には、親もどう答えたらよいのかわからなくなりますね。ママスタコミュニティのあるママも、答えに困っているようです。
『小2の息子がいます。毎日「学校が面倒くさい」「行きたくない」「どうして学校に行かないといけないの?」と言ってきます。いじめられているとか、授業についていけていないという理由ではありません。このように言われたら、皆さんはどう答えますか?』
小学2年生のお子さんが、学校に行く意味を見失っているそうです。いじめにあっていたり勉強がわからなくなったりしている様子はありませんから、漠然とした疑問を感じているのでしょう。親としてどう答えたらよいのか、頭を悩ませてしまう質問ですね。このような場合に他のママたちはどう答えるのでしょうか。
子どもの質問にママたちはどう答える?

学校に行くのは子どもの「仕事」でもある
『うちも言われました。「それがあなたの仕事だからよ」と伝えて、家族にはそれぞれ役割があってと長々と説明したことがあります』
親が仕事をしていたり家の中で家事をしていたりするのは、親としての役割を感じているからでしょう。それを「仕事」とするならば、子どもが学校に行って勉強をするのも「仕事」といえるのかもしれませんね。子どもだからこその「仕事」があり、それが子どもにとっての役割と説明をしたママもいます。
将来役立つことを学ぶため
『「勉強をしないと大人になって漢字が書けないし、計算もできないよ」「将来自分が困るよ?」と言う。「これなんて書いてあるの?とずっと聞いていくの?」と話すかな』
『私は学校へ行くのは社会へ出るため、基礎的な勉強や集団生活は自立して生きていくために必要な訓練だと教えているよ。親もいつまでも元気ではない。富豪でもなければ親が残したお金だけでは、ずっと生活することはできない。例えお金がたくさんあったとしても、ある程度知恵をつけておかないとそれを奪われると』
学校で勉強をするのは、将来に役立つ知識を得るためとの考えもあります。勉強をしないと知らないことが多くなってしまい、わからないことがあるたびに誰かに聞くことになってしまうでしょう。今はスマホやパソコンで簡単に調べられるとはいえ、いつもそうでは手間と時間がかかってしまいます。また知識があれば自分を守ることもできるでしょう。これは極端な例ではありますが「危険」という漢字が読めるからこそ意味がわかり、近づかないようにもできますよね。
たくさんの経験をするため
『子どもの頃の経験は一生物だし、戻りたくても戻ることはできない。お母さんも子どもの頃にクラスで協力して何かに取り組んだり、先生や友達に嫌な目にあわされたりしたけれど、そんなことも全部ひっくるめて大人になってから経験として活かされている。だからなんでも経験した方がよいと言っている』
学校に行けば先生や友達との集団生活になり、家庭とは違う経験ができますね。楽しいことばかりではなく嫌なこともあるでしょうが、そこから人を思いやることの大切さを学ぶことができるのかもしれません。そういった経験は大人になっても役立つもの。たくさんの経験をするために学校に行くと説明するママもいます。
目的を持たせてもよさそう
『うちの子は「筋肉つけたい!」と言ったので「学校までたくさん歩くと筋肉がつくよ!」「最近、ムキムキになってきたんじゃない?」と返したら、やる気になっていましたよ。何かに興味を示したときに「学校行きたい!」につながるように話を持っていくと効果ありました』
あるママのお子さんは、筋肉をつけることが学校に行く目的になっているそう。本来学校は学ぶために行くところでしょうが、学校に行きたいと思うきっかけが子どもの興味のあることになってもよいのではないでしょうか。子どもが興味を持っていることを観察して、学校と結びつけるのも効果的かもしれません。
子どもが求めているのは共感かも。「わかるよ」の一言が重要に!?

『うんうんと聞きながら明るくポジティブな返事をする。甘えたいだけで答えが欲しいわけではないと思うよ』
『とりあえず共感してあげたらよいのでは?』
いじめや勉強についていけないといった理由がなくても、子どもが学校に行きたくないと言うこともあるのでしょう。子どもながらに、どうして学校に行くのだろうと疑問を感じてしまうようですね。その答えは子どもの性格や置かれている状況によって異なり、正解はないのではないでしょうか。そしてもしかすると子どもは親にモヤモヤした気持ちをわかってほしいだけなのかもしれません。
『「ママも子どものときは面倒くさかったな、行きたくないよね」と言うかな』
例えばママ自身も子どもの頃に同じ気持ちになったと伝えることで、子どもは共感してくれると感じて心が満たされ安心するのではないでしょうか。また自分だけではない、しかも親も同じだったとわかれば、もやもやした気持ちになってもよいのだと考えるかもしれませんね。家庭によって考え方は違うでしょうが、まずは「そうだよね。わかるよ」と子どもの気持ちを受け止めてあげるのもよいのではないでしょうか。

文・こもも編集・ここのえイラスト・マメ美

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