4月15日まで開催された時計の祭典WATCHES & WONDERS GENEVAにて、ショパールの新作モデル「ミッレ ミリア クラシッククロノグラフ JX7」が発表された。このモデルはメゾンのアンバサダーを務めるジャッキー・イクス氏との限定コラボレーションモデルとなっている。
【画像】伝説のドライバー、ジャッキー・イクスへオマージュを捧げたタイムピース(写真16点)
伝説的なアンバサダーに敬意を表したショパールタイムピースの第7版となる本作は、ルーセントスティール™ を使用した250本と、ルーセントスティール™ とエシカルイエローゴールドを使用した50本の2つの限定版が展開される。
本モデルの文字盤およびストラップ部分には「ル・マンのキング」のヘルメットカラーにインスパイアされたミッドナイトブルーを採用し、この絶妙なカラーが落ち着いた大人の雰囲気を醸し出している。また、クラシックカーのボディワークに着想を得たラインと、”glass box” クリスタルを備えており、どこから眺めても美しい仕上がりだ。
このモデルは、ショパール共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレ氏とショパールアンバサダーのジャッキー・イクス氏によって、限定開催されたディナーイベント内で発表された。
イベント会場にはVliet監修によるジャッキー・イクス氏のキャリアをたどるエキシビションが開催され、これまでに発表されたショパールの「ジャッキー・イクス」コレクション全モデルの展示を実施した。
さらに1972年のニュルブルクリンクで行われた西ドイツグランプリにおいて、48秒差で優勝したジャッキー・イクス氏が搭乗したフェラーリ 312B2モデル、1982年のパリ・ダカールラリーで、彼がチームメイトのクロード・ブラッスールと共に、21日間で14,000kmを走破したメルセデス・ベンツ 280GEのレプリカ(オリジナルは紛失したと考えらえている)なども展示され、ウォッチに込められたジャッキー氏の功績を目の前で感じることができるイベントとなった。
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