「スター・ウォーズ」シリーズのジョージ・ルーカス監督が、第77回カンヌ国際映画祭のクロージングセレモニーで、名誉パルムドールを受賞することが決定した。米バラエティが報じた。
ルーカス監督は、「カンヌ国際映画祭は、私の心の中で常に特別な場所でした。私の長編デビュー作『THX-1138』が、監督週間と呼ばれる初監督のための新しいプログラムに選ばれたときは、驚きと喜びでいっぱいでした。それ以来、脚本家、監督、プロデューサーとして、さまざまな立場で何度も映画祭に戻ってきました。私にとって大きな意味を持つこの特別な評価を本当に光栄に思います」と声明を発表した。
カンヌ国際映画祭は、受賞の理由として、「9つのエピソードからなるサーガ(うち4つは自ら監督したもの)を通してハリウッド帝国を築いた」こと、「視覚効果業界のパイオニアのひとり」として、「テクノロジーへの揺るぎない情熱」をたたえた。
昨年、カンヌ国際映画祭で「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」(ジェームズ・マンゴールド監督)がワールドプレミア上映された際、製作総指揮を務めたルーカス監督の姿はなかったため、今回のセレモニーへの出席は大きな注目を集めることになりそうだ。
第77回カンヌ国際映画祭は5月14~25日に開催される。
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