『百年の孤独』文庫版装画は朝ドラ「虎に翼」メインビジュアルのあの人

(OvO)オーヴォ

『百年の孤独』文庫版装画は朝ドラ「虎に翼」メインビジュアルのあの人

6月25日(火) 8:03

提供:








世界文学屈指の名著、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』の文庫版(新潮社)が、6月26日に発売される。筒井康隆氏による書き下ろし解説、そして装画は三宅瑠人氏。スピン(ひもしおり)も初回出荷分限定で特別仕様。表紙から裏表紙まで丸ごとたっぷり楽しめる。




1967年にアルゼンチンで刊行され、現在まで46言語に翻訳されて5000万部を売り上げている世界的ベストセラー。Netflixが映像化の権利獲得を発表し話題を呼んでいる。世界の名だたる作家たちが賛辞を惜しまず、その影響下にあることを公言している作品だ。




文庫版の巻末には小説家、筒井康隆氏が解説を寄稿。筒井氏にとってもガルシア=マルケスは特別な存在で、本書解説では〈「ラテン・アメリカの土俗性が喜ばれるのは日本の後進性を示している」などと嘯(うそぶ)いていた〉文壇の老大家に〈まず鳩尾(みぞおち)に十七回突きを入れ、六十九回両ビンタを食わしてやりたいね〉と舌鋒(ぜっぽう)鋭い。




そして装画はイラストレーターの三宅瑠人氏が担当。AppleやGucci、Bottega VenetaやTOYOTAなどに作品を提供しているほか、NHKの朝ドラ「虎に翼」のロゴ&メインビジュアルを制作したことでも話題だ。今回はブエンディア一族の年代記をテーマに描いた。税込み1375円。

【関連記事】
「免疫介在性炎症性疾患」患者のアート作品募集アッヴィの「パースペクティブズ」プロジェクト
黒は色彩の女王アートにおける“黒”の秘密を解き明かす
レトロ喫茶から話題の店まで埼玉県に特化して52軒を紹介する一冊
美しい装丁を味わうブックデザイン600点以上収録
全国絵本屋さんめぐり130軒 “えほんとりっぷ”を楽しめる本の重版決定
OVO

国内・経済 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ