平凡な海女が密輸!?「ベテラン」「モガディシュ」リュ・スンワン監督の新作、7月12日公開

衝撃の実話”から着想を得て作り上げられた映画「密輸 1970」

平凡な海女が密輸!?「ベテラン」「モガディシュ」リュ・スンワン監督の新作、7月12日公開

4月10日(水) 8:00

提供:
「ベテラン」「モガディシュ脱出までの14日間」のリュ・スンワン監督が“衝撃の実話”から着想を得て作り上げた映画「密輸 1970」が、7月12日から公開されることが決定。あわせて、日本版ポスタービジュアルが披露された。

本作は、2023年の「第44回青龍映画賞」で最優秀作品賞を含む4冠に輝き、同年サマーシーズンの韓国で500万人以上を動員した大ヒット作。キム・ヘス(「国家が破産する日」「未成年裁判」)、ヨム・ジョンア(「SKYキャッスル上流階級の妻たち」)、チョ・インソン(「モガディシュ脱出までの14日間」「ムービング」)ら豪華俳優陣が集結した海洋クライム・アクションとなっている。

1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていく。

アクション&サスペンス演出に定評のあるリュ・スンワン監督ならではの外連味はそのままに、自らが選んだ70年代の大衆歌謡曲とファンキーな音楽、カラフルなファッションを全編にフィーチャー。日本の昭和テイストにも通じるレトロポップな映像世界を創出している。

主演を務めるのはキム・ヘスとヨム・ジョンア。キム・ヘス演じる奔放で頭が切れるチュンジャと、ヨム・ジョンア演じる責任感の強いジンスクが、互いへの猜疑心に揺らぎながらも共闘し、海女としての意地とプライド、女性同士の連帯感を爆発させるクライマックスが熱い興奮を呼び起こす。さらに、密輸王クォン役チョ・インソン、チンピラのドリ役パク・ジョンミン、税関のジャンチュン役キム・ジョンス、注目の若手コ・ミンシまで、新旧の実力派俳優が勢揃いしている。

ポスタービジュアルは、海女が海中の金塊を手にする瞬間を切り取り、「海は、欲望と駆引きに満ちている」というコピーが配されている。

「密輸 1970」は、7月12日から新宿ピカデリーほか全国公開。

【関連記事】
ソマリア内戦での脱出劇――リュ・スンワン監督は“衝撃実話の映画化”にどう立ち向かったのか?【「モガディシュ脱出までの14日間」インタビュー】
「ベテラン」リュ・スンワン監督、武田梨奈の前蹴りにメロメロ「僕が蹴られたい」
「ベルリンファイル」リュ・スンワン監督、下積み時代を回顧し学生にエール
ファン・ジョンミンとユ・アイン共演のアクション「ベテラン」が12月12日公開!

(C)2023 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R&K. All Rights Reserved.
映画.com

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ