バカリズム、初共演の篠原涼子は「芸人さんの感覚に近い。セリフや言い回しに遊びを入れてくるので楽しい」<イップス>

「イップス」制作発表より/※ザテレビジョン撮影

バカリズム、初共演の篠原涼子は「芸人さんの感覚に近い。セリフや言い回しに遊びを入れてくるので楽しい」<イップス>

4月9日(火) 16:57

篠原涼子とバカリズムがW主演を務める4月12日(金)スタートのドラマ「イップス」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:13)の制作発表が4月9日に行われ、篠原、バカリズム、染谷将太が登壇。撮影現場の雰囲気や裏話の他、篠原が目撃したバカリズムの奇妙な行動などについて、和気あいあいとしたトークを繰り広げた。
【写真】篠原涼子の発言にバカリズムが大笑い!和気あいあいとした雰囲気の“絶不調バディ”

■絶不調バディが事件を解決していくミステリーコメディー

“イップス”とは、心の葛藤が筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。

本作は、小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。

そして、今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。そんな2人が、イップスを抱えてもがきながら、時には助け合いながら謎を解き明かしていく。

■「俺ってこんなに嫌なやつなの!?って思いました(笑)」

篠原は、自身が演じるミコについて「ミステリー小説家という役は初挑戦なのですが、ミコのようなキャラクターは今まで自分の中にいなかったので、すごくやりがいがあります。撮影が進むごとにミコが愛くるしくなっていて、大切に愛して演じていきたいなという気持ちです」とコメント。

また、バカリズムは「脚本のオークラさんと仲が良いのですが、森野役が僕に決まってから、かなり僕のキャラクターに合わせて書いてくださったらしいんです。でも、森野は結構ひどいキャラクターなので、オークラさんの中で俺ってこんなに嫌なやつなの!?って思いました(笑)」と明かす。

さらに、ミコの弟・黒羽慧役を演じる染谷は「慧はすご腕の弁護士で、ミコの良き相談相手です」と自身の役を説明した上で、「包み隠さずに言いますと、まだ一日しか撮影をしていなくて(笑)」と告白。バカリズムから「かなりキーマンですよね?」と聞かれると、染谷は「と、聞いています(笑)」と笑顔を見せた。

■「恥ずかしくなってしまうので、下手なアドリブは言えない」

ミステリーでありながらも、コメディー色がかなり強めだという本作。バカリズムは「ちょっとコントっぽい仕上がりになっています。アドリブでセリフを足してみようとか、面白い言い方に変えてみようとか思うんですけど、目の前で人が血を流して死んでいたりするので、塩梅が難しいですね」と試行錯誤していることを明かす。

続けて「ドラマは何回も同じシーンを撮るので、下手にアドリブを足してしまうと、そのアドリブを何回も言わなくちゃいけなくなるので…。恥ずかしくなってしまうので、下手なアドリブは言えないなと思っています(笑)」と語った。

■篠原、バカリズムの奇妙な行動を暴露

さらに、撮影現場の裏話も。第1話で描かれるサウナの屋上でのシーンについて、バカリズムは「この日は地獄でした。3月のめちゃくちゃ風が冷たい日に、屋上サウナの水風呂に浸からなきゃいけなかったんですよ」と過酷だった撮影を振り返ると、篠原も「強風でしたしね!風が強くて、髪の毛があっちこっち行ってすごいことになっているので、放送りが不安です(笑)」と明かした。

また、会話劇となる本作で、バカリズムは篠原について「ちょっと芸人さんの感覚に近いというか。何回も同じシーンを撮るときに、ちょっとずつセリフや言い回しを変えてきたり、遊びを入れてきたりするんです。だから一緒にやっていて楽しいし、新鮮な気持ちで撮影できています」と評価する。

そんな篠原は、バカリズムへの興味がすごくあるとのことで「才能があふれ過ぎているので、頭の中で何を考えているのか分からないじゃないですか。その才能の何か一つでももらえないかなと思いながら、現場で観察しています」と説明。

続けて「1話の撮影中、バカリズムさんが指でずっと壁をほじっていたんです。何をしているんだろうと思っていたんですけど、最初から最後まで特に何も起きず…」と現場で気になったバカリズムの行動について言及。

すると、バカリズムは「その壁はちっちゃい石が埋め込まれているタイプの壁で、石が取れそうで取れないようなところにあったので、ずーっと取ろうとしていました(笑)」と明かし、恥ずかしそうな笑顔を見せる。

これに、染谷も「バカリズムさんは謎に包まれていますよね。いい人なのか悪い人なのか分からないというか…」と語って笑いを誘い、「そこがすごく魅力的ですよね」とうなずいた。

■篠原&バカリズム&染谷の“現場で一番テンションが上がること”とは?

また、染谷が篠原とバカリズムに聞きたいこととして、「現場で一番テンションが上がることはなんですか?」と質問。

バカリズムは「『今の時点で、1時間巻きです!』という言葉です(笑)。よっしゃがんばるぞー!っていう気持ちになります」と語ると、染谷も「うれしいですよね。途中から現場に入るときに『巻いているので2時間早く来てください』っていう連絡が来たりすると、喜んで行きます(笑)」と同意する。

一方、篠原は「ミコのお部屋の中が良い空気感なんです。お部屋でミコはお香を炊くんですけど、それを嗅ぐと気持ちがリセットされるし癒されます」と笑顔を見せる。

さらに、質問者の染谷も答えることになり、「普段食べられない差し入れを食べることができるとテンションあがります」と回答。バカリズムも共感し、「篠原さんが大量の駄菓子セットを差し入れしてくださったことがあったのですが、現場のみんなのテンションが上がっていました。結構食べましたし、結構持って帰りました」と明かした。



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