「ブラック・スワン」「ザ・ホエール」のダーレン・アロノフスキーが監督する米ソニー・ピクチャーズの新作「Caught Stealing(原題)」に、オースティン・バトラーが主演することがわかった。
米Deadlineによれば、本作は作家チャーリー・ヒューストンの同名小説が原作で、ソニーが先ごろ映画化権を獲得した。「Caught Stealing(原題)」は、落ちぶれた元野球選手のハンク・トンプソンが、1990年代のニューヨーク・ダウンタウンで闇社会のトラブルに巻き込まれていくという、アドレナリン全開のクライムミステリー。原作者のヒューストンが映画に向け脚色を手がける。
「エルヴィス」(22)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ人気スターとなったバトラーは、ドゥニ・ビルヌーブ監督のSF大作「デューン砂の惑星 PART2」が世界的に大ヒットを記録。今年1月から配信スタートした主演ドラマ「マスターズ・オブ・ザ・エアー」(スティーブン・スピルバーグ&トム・ハンクス制作総指揮)は、米アップルTV+で過去最高視聴数を記録した。今後は、トム・ハーディと共演した新作「The Bike Riders(原題)」が6月21日に全米公開。また、作家ドン・ウィンズロウの小説「業火の市」を映画化する新作「City on Fire(原題)」に主演が決定している。
【作品情報】
・
デューン砂の惑星 PART2
【関連記事】
・
リサ・マリー・プレスリーさん急死に、オースティン・バトラーら「エルヴィス」チームが追悼コメント
・
「エルヴィス」には4時間バージョンがある!バズ・ラーマン監督が告白
・
この映画の行方によって、キャリアが決まる――エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーの覚悟
Photo by Taylor Hill/FilmMagic/Getty Images