庵野秀明が「宇宙戦艦ヤマト」50周年特別企画をプロデュース!出版企画やイベントも予定

「宇宙戦艦ヤマト」放送50周年企画始動!庵野秀明氏 企画・プロデュースによる出版企画、イベント上映、展覧会なども予定/[c]東北新社

庵野秀明が「宇宙戦艦ヤマト」50周年特別企画をプロデュース!出版企画やイベントも予定

4月1日(月) 8:00

1974年10月6日に第1話が放送され、1975年3月30日に最終話の放送を迎えたSFアニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」。東北新社が「宇宙戦艦ヤマト」テレビ放送50周年を記念する特別企画を始動すると発表した。昨年3月30日に「『宇宙戦艦ヤマト』との出会いがなければ、自分のいまの人生はなかったと思います」とXに投稿したのは、作品から多大な影響を受けたというヤマトの大ファンである庵野秀明。このたび庵野が同プロジェクトにおいて企画、プロデュースとして携わることになった。
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西暦2199年、謎の星間国家ガミラスの攻撃を受け、滅亡の危機に瀕していた地球。遊星爆弾による放射能汚染は地表全土に広がり、地下都市に逃れた人類を刻々とむしばみつつあった。地球防衛軍も敗退し希望のすべてを失った時、惑星イスカンダルの女王スターシャからのメッセージが届く。イスカンダルには地球の滅亡を救う放射能除去装置コスモクリーナーDがあるという。イスカンダルの技術「波動エンジン」を搭載した宇宙戦艦ヤマトは、人類の夢と希望をのせ14万8千光年の彼方へと旅立つ。

「宇宙戦艦ヤマト」テレビ放送50周年企画では、庵野の企画・責任編集による出版企画として、50周年の時期に合わせた刊行に向けて鋭意進行中だ。「むらかわみちお『宇宙戦艦ヤマト』画集(仮)」や、「玉盛順一朗『宇宙戦艦ヤマト』デザイン画集(仮)」、「宇宙戦艦ヤマト1974全記録集【50周年記念版】」、現在進行中のコミカライズ出版企画などが展開される予定だ。また、「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ記念上映イベントを2024年10月6日(日)に開催予定。貴重な関連資料を集めた展覧会「宇宙戦艦ヤマト展」(仮称)も日本各地を巡回すべく企画中だ。さらに「宇宙戦艦ヤマト」50周年ロゴの発表も予定している。

今後の50周年企画の詳細については、「宇宙戦艦ヤマト」50周年企画企画公式X(@Yamato50th)にて告知予定なので、続報を楽しみに待ちたい。そのほか「宇宙戦艦ヤマト」長期徹底特集をAmazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」にて配信中、BS10 スターチャンネルにて放送中なので、そちらもあわせてチェックしてほしい。

■<スタッフコメント>

●庵野秀明(企画、プロデュース)

「『宇宙戦艦ヤマト』との出会いがなければ、自分のいまの人生はなかったと思います。始まった直後のOPの絵と歌のかっこよさ!主タイトルの起き上がりにしびれ、それに直結した艦長室からカメラが引いて行くヤマトの動きに、心を鷲づかみにされ、いまに至る感じです。第1話を観損ねていたことをものすごく後悔しました。第2話から最終回まで万難を排し(『グレートマジンガー』の視聴を犠牲をやむを得ずとし、塾の時間を意図的にズラし塾が終わった瞬間に走ってアパートに帰っていた)、日曜日の7時半からは必ずテレビの前に座るようにしていました。渇望した再放送時にやっと観れた第1話の衝撃も鮮明に覚えています。改めて、49年前の今日が自分の人生が決まった時なのだなと感じます。『宇宙戦艦ヤマト』というエポックな作品に個人的な御礼を言いたくて、ポストしました」

中2から49年来のヤマト大ファン 庵野秀明
※2023年10月13日「(株)カラー 2号機」X (@khara_inc2)ポストより一部抜粋

文/山崎伸子


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