今年の第96回アカデミー賞で助演女優賞を受賞したダバイン・ジョイ・ランドルフ(「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ」)が、ミュージシャンのファレル・ウィリアムスのミュージカル伝記映画に出演する交渉を進めていることがわかった。
米ユニバーサルが製作するタイトル未定の同作は、ウィリアムスが1970年代にバージニア・ビーチで過ごした青春時代が題材。「エルヴィス」のケルビン・ハリソン・Jr.が若き日のウィリアムスを演じる。米Indiewireによれば、ダバインが交渉中の役どころについては明らかになっていないようだ。
同作は、「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督がメガホンをとり、マーティン・ハインズとスティーブン・レベンソンが脚本を執筆。「観客の想像力が解き放たれるような方法でウィリアムスの人生を語る、比類なき映画体験」というコンセプトが報じられている。ウィリアムス本人とミミ・バルデス、ギル・ネッターがプロデュースを務める。
ランドルフがアカデミー助演女優賞を獲得した「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ」(アレクサンダー・ペイン監督)は、6月21日から、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
【作品情報】
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ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ
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