『007/ゴールデンアイ』(95)から『007ダイ・アナザー・デイ』(02)まで4作品でジェームズ・ボンド役を演じたピアース・ブロスナンが、地元アイルランドのラジオ番組に出演。先日“7代目ジェームズ・ボンド”のオファーを受けたと報じられているアーロン・テイラー=ジョンソンについて言及した。
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ブロスナンのあとを継いで“6代目ジェームズ・ボンド”を演じたダニエル・クレイグが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)をもってシリーズから引退することが発表されて以降、次期ジェームズ・ボンドを誰が演じるのか話題沸騰。これまでイドリス・エルバやヘンリー・カヴィル、トム・ハーディ、さらには『オッペンハイマー』(公開中)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたキリアン・マーフィーなどが有力候補として挙げられてきた。
そして先日、現地メディアはテイラー=ジョンソンがまもなく契約合意に達すると報道。それを受けてブロスナンは、「彼はボンドを演じるのに適した才能とカリスマ性を持っています」と称賛。かつて『グレイティスト』(09)で親子役として共演を果たしているブロスナンとテイラー=ジョンソン。「彼はその時の共演者のなかでもずば抜けてすばらしかった。そんな彼がボンドになる可能性があるとニュースで読み、私は最大限の敬意を表したい」と期待を寄せた。
イングランドのバッキンガムシャー出身の33歳。子役としてのキャリアを経て『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(09)で若き日のジョン・レノンを演じ、「キック・アス」シリーズで大ブレイク。クイックシルバー役でマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦を果たすなど大作映画に相次いで出演し、年内に公開予定のソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024年公開)ではタイトルロールを演じる。
現時点でテイラー=ジョンソン側は“7代目ジェームズ・ボンド”役に関する話題についてノーコメントを貫いている。続報が楽しみだ!
文/久保田 和馬
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