前回からの続き。私はミサキ、正社員として働いているワーキングママです。家族は夫と娘のマユ、そして実父。数年前に母が他界したのを機に、私の実家にて父との同居を始めました。わが家は共働きなので、日中は家にいません。そんなときに父がマユと一緒にいてくれると、とても頼もしく、ありがたく感じています。しかし最近になってモヤモヤしているのは、シングルマザーである妹のリカについて。姪っ子で小学生のソノミちゃんをわが家に預けることが多くなり、私たち家族にもやや負担になっているのです。
その日父から告げられたニュースは、私にとってあまりにも寝耳に水な話でした。
「お父さんの家の近くにあるアパートに引っ越すつもりです。細かいことが決まり次第また連絡するね」
今後リカたちが近くに引っ越してくるということは、今まで以上にソノミちゃんを預かる機会が増えるということでしょうか。私の負担も大きくなってしまうので、事前に相談してほしいです。
ソノミちゃんを預かるなら、こちらにも都合というものがあります。当然のようにアテにされても困るのです。
ソノミちゃんがわが家に来たため、引っ越しについてそれとなく聞いてみることにしました。
マユは「近くに引っ越すの?今よりもっと遊べるね!」と嬉しそうにしています。ソノミちゃんのはっきりしない様子に、それ以上聞くのはやめました。やはりリカの返事を待つ必要がありそうです。
引っ越しの話はどこまで進んでいるのでしょうか。私だって当事者であるはずなのに、相談もなしに計画を進められているようでいい気持ちはしません。
のほほんとする父に、私は余計にヤキモキしてしまいました。
突然わかったリカの引っ越しの話に、私はヤキモキが止まりません。こちらが気にかけて連絡をしているのに、「決まったら教える」のひと言だなんて……。もちろんリカやソノミちゃんを純粋に心配する気持ちもあります。しかし一方で「ソノミちゃんをわが家に預ける予定のくせに、事前に何も相談しないなんてひどい」とイライラもしてしまうのです。このままソノミちゃんを預かるのが当たり前になる前に、姉として妹の振る舞いに対して「相談してほしい」と指摘するべきなのでしょうか。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・魚師編集・塚田萌
【関連記事】
<シンママの甘え?>姉として妹へ説教「当たり前だと思わないで!」ヤバ言いすぎた?【第3話まんが】
<シンママの甘え?>また来た!「夕飯足りるかな……」いきなり預けるのやめてほしい【第1話まんが】
<義妹の子を預かって?>結婚式に行く義妹。甥っ子の面倒をみろと……なぜ「私」が!?【前編まんが】