秋元康がプロデュースする昭和歌謡男性グループ「SHOW-WA」の王子様・向山毅「このグループで絶対売れなきゃいけないって覚悟があります!」

SHOW-WAの向山毅

秋元康がプロデュースする昭和歌謡男性グループ「SHOW-WA」の王子様・向山毅「このグループで絶対売れなきゃいけないって覚悟があります!」

3月27日(水) 13:00

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向山毅

昭和歌謡で日本を元気に"――。『ぽかぽか』(フジテレビ系)のエンディングで毎日生歌唱を披露し、メジャーデビューの前から注目度の高いSHOW-WA(ショウワ)は、秋元康がプロデューサーを務める新人男性グループだ。

25歳以上のみが受けられる「夢をあきらめるな!男性グループオーディション」で応募総数3000人の中から選ばれた6人で構成され、そのメンバーは元Jリーガーや元大手企業の会社員など、さまざまな経歴を持っている。

そんな個性派揃いのメンバーを週プレNEWSでは一人ずつピックアップし、新人アーティストとして新たな道を歩み始めた6人の胸の内、そして3月30日に開催される1000人集客を目指した一大イベントに向けての意気込みを聞いた!

第5回は、男性ボーカルグループ「SOLIDEMO(ソリディーモ)」の元メンバーで、SHOW-WAでもメインボーカルのひとりを務める向山毅(むかいやま・たけし)さん。メジャーデビューやレコード大賞などの大舞台を経験している彼が、新たなグループで再挑戦しようと決めた本音を明かす。

――歌やダンスの経験者としてSHOW-WAのパフォーマンスに欠かせない向山さん。グループでは王子様担当なんですか?

向山あ、はい。一応爽やかなほうの担当です(笑)。

――メンバーの塩田さんとともにSHOW-WAのメインボーカルを務めていますが、歌手になりたいと思い始めたきっかけは?

向山最初は漠然としていたんですけど、歌手の夢はちっちゃい頃から持っていたと思います。ピアノ教室に通っていたので音楽には触れ合っていて、小学生のときにテレビで音楽番組を見て「こんな世界があるんだな。自分も歌いたいな」って気持ちが徐々に大きくなって、中学生ではもう音楽の道に進もうって決めていました。

――その頃からオーディションに挑戦を?

向山いや、福岡の田舎に住んでいたので、当時は何をしたらいいか全くわからなかったんです。高校に行かない日もあったので......、「高校はちゃんと卒業するから、音楽の道に進みたい」とか親といくつか約束して。卒業してすぐに上京しました。

――上京後はアカペラグループ「腹筋学園」やソロで活動し、2013年から約10年は男性ボーカルグループ「SOLIDEMO」のメンバーとしてメジャーで活躍。SHOW-WAのオーディションに挑戦したのはどういうタイミングだったんですか?

向山2022年の9月にSOLIDEMOが解散しまして、同じくらいの時期に今回の「夢を諦めるな!オーディション」があって受けさせていただきました。

SOLIDEMOには思い入れがあったので、このグループで売れるために頑張ろうって気持ちでやってきて。うまくいかずに解散の話が出たときは、やっぱり悔しかったですね。そんな時期のオーディションだったので、次は絶対に成し遂げたいと思って。今まで経験した悔しさや嬉しさ、いろんなことを糧にしようって気持ちで挑みました。

向山毅

――SOLIDEMO時代は、レコード大賞新人賞やドラマのタイアップなど華やかなメジャーの世界を経験しています。SHOW-WAでまたゼロからスタートするのは気持ちの切り替えとか大変ですよね。

向山大変じゃないって言ったら嘘になるんですけど、自分が原点に戻れるいい機会じゃないですか。新しいメンバーやファンの方と出会えて、もう1回歩き出せるっていう好奇心のほうが大きかったですね。

――SHOW-WAのプロジェクトが始動してから、『ぽかぽか』番組内でも歌やダンスの厳しいレッスンなどが放送されています。個人的に頑張ってきたなぁと思うことは?

向山自分との向き合い方ですね。今までの経験やプライドを捨て、グループの一員としてまたイチから挑戦させていただきました。過去の失敗をここでは繰り返したくないので、自分と向き合って今どうするべきかを考えて。例えば、自分の意見をストレートにぶつけるんじゃなくて、「こうしたらどう?」と言葉のニュアンスを変えるとか、みんなの気持ちも尊重してアドバイスすることを心がけるようになりました。

レコード大賞新人賞を受賞したこともあるSOLIDEMOの元メンバー・向山さん。SHOW-WAとしてもレコ大の舞台に立つことも夢見ている

レコード大賞新人賞を受賞したこともあるSOLIDEMOの元メンバー・向山さん。SHOW-WAとしてもレコ大の舞台に立つことも夢見ている



――3月30日(土)には「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」の開催が決定。そのために、路上でチラシ配りやティッシュ配りなど、まさに原点からのスタートですね。

向山チラシ配りは懐かしいなと思って(笑)。SOLIDEMO時代もやっていたんですけど、当時は知らない人に渡す行為が恥ずかしくて苦手だったんです。でも、経験してきたからこそ、ひとりでもたくさんの人に渡したいって気持ちでやれています。自分のアーティスト人生の中でも、今は「このグループで絶対売れなきゃいけない」って覚悟があるので。「SHOW-WAの名前を覚えてください!」って一心ですね。

――3月30日(土)までもうすぐですが、今はどういう心境ですか?

向山SHOW-WAの運命が決まるんだっていう......。自分のことですけど現実味がないというか、漠然としている感じです。

――1000人集まらないと解散の危機もあるそうですが! プレッシャーは?

向山プレッシャーはありますけど、考えないようにしています。言霊じゃないですけど、少しでも考えるとネガティブなほうに引きずり込まれそうな自分もいるので、「絶対大丈夫!」って言葉に出すようにして。他のメンバーとも大丈夫って言うようにして、みんなで支え合っていますね。

向山毅

――毎日休みなく走り続けていますが、達成して時間ができたらやりたいことは?

向山旅行が好きなので、温泉に入りたいですね。コロナ禍だったので、海外旅行もパスポート切れているんじゃないかってくらい何年も行けてなくて。韓国にも行きたいです。僕、美容も好きなんですよ。韓国行くたびにフェイスパックを買いあさってますね(笑)。

――美容が好きって、さすが王子様担当ですね! 4月以降の予定は何も聞かされていないそうですが、1000人イベントより先の目標はありますか?

向山年末の紅白に出たいとか目標はいろいろあるんですけど、そのためにまずは3月30日の目標を達成してメジャーデビューしないと始まらないですよね。CDをリリースしたいです。

――今って配信リリースも多いですけど、気持ち的に違うものですか?

向山やっぱり盤になるって全然違う感動があるんですよ。もう気持ちがやばくなる! 前のグループでもメジャーデビューが決まって、フラゲ(フライングゲット)で発売日の前日に盤が届いたんですよ。それを受け取ったときにうわーって込み上げる感覚は今も覚えています。それをSHOW-WAのみんなと体感したいです。

3月30日は動員数も大事ですけど、『ぽかぽか』さんに毎日出させていただいて、応援してくださっているファンの皆さんやスタッフさんなど多くの方々に支えられているので、感謝の場にしたいなと思っております。ありがとうございますって気持ちを歌に込めてお届けしたいです!

向山毅

●向山毅(むかいやま・たけし)

1988年7月19日生まれ、福岡県出身身長=179cm

◯昭和歌謡リバイバルプロジェクトから誕生した、秋元康プロデュースの6人組男性グループ「SHOW-WA(ショウワ)」のメインボーカルで、王子様担当。男性ボーカルグループ「SOLIDEMO」の元メンバー。3月30日(土)に東京・フジテレビ湾岸スタジオにて無料イベント「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」を開催!詳細は公式ホームページをチェック!

公式X【@TAKESHI_show_wa】

公式Instagram【@take_solidemo】

取材・文/釣本知子撮影/金髪りさ

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