女性と男性では、ものの考え方や見方が違うこともあるのでしょう。相手がつらい状況に陥ったとき、掛ける言葉も違ってくるのでしょうか。新婚1年目の投稿者さんは、旦那さんと出掛けた先で行き違いがあったようです。
『夫と出かけました。車で片道2時間半くらいかかります。誘ってくれて、運転して連れて行ってくれたことにとても感謝しています。でも私が胃の調子がよくなくて車酔いしてしまいました。そんな私に夫は「車で雑誌を読むからだよ」と言い、いたわってくれませんでした。私はただ、「大丈夫？」とひとこと言ってくれれば、この後も気力で元気に明るく過ごせたのに、そうできずに残念でした。夫に悪気はないのでしょうか？』
ドライブ中に体調不良を訴えたのに「車のなかで雑誌を読んでいたからでしょ」と旦那さんに言われてしまった投稿者さん。寂しさと苛立ちを感じたと言います。ただ投稿者さんが雑誌を読んでいたのは、運転中の旦那さんが退屈しないための話題を探していたからだという理由があったのだそうです。「たしかに自分が原因ですが、体調が悪くなったら『大丈夫？』と優しく声をかけてもらいたいです」と言う投稿者さん。果たしてこれは妻の甘えなのでしょうか。旦那さんの気が利かないのでしょうか。
うちも同じことがあった。ママたちの気の利かない旦那さんたち

苦境に陥った妻に、優しい言葉を掛けてくれない旦那さんは、ほかにもいるようです。
『今日の私。頭ぶつけて激痛で喋れないのに、そんなことお構いなしに質問攻めで「なんで無視するの？」だって！「大丈夫？」のひとことがほしいとき、あるよね！しばらく無視してやった』
『私も車酔いしたとき、「大丈夫？」はなかったけれどすごくゆっくり走ってくれたり、薬局寄ろうとしたり。普段から男はあまり優しい言葉かけない人多くない？照れ臭いのか』
細心の注意を払っての運転中に、なかなか助手席のママを気づかえないこともあるのかもしれません。しかし投稿者さんが言うには、旦那さんは基本的には気遣いや優しさがある人なのだそう。そんな優しい旦那さんから、投稿者さんを責める言葉が出たことがショックだったのでしょう。体調が悪いときだからこそ、いたわってほしいと思ってしまうのかもしれませんね。
男性独得の考え方ってあるよね

今回、ママスタコミュニティにて旦那さんへの不満をコメントした投稿者さん。「大丈夫？」との言葉がなかったことについて、旦那さんを直接責め立てることはしなかったそうです。というのも投稿者さんは、「男性は畳み掛けるように言うと嫌がる」と、過去の経験から学んだからなのだそう。「少なくとも、私が今までつき合ってきた男性は、そういう議論は嫌がった。突き放して考えさせた方がいいと判断して、夫には何も言っていない」と、投稿者さんは言います。しかしモヤモヤが晴れなかった投稿者さんは、本来なら連休最終日を夫婦で楽しく過ごすつもりだったのを、旦那さんへの当てつけのように「体調が悪いからと」帰宅後すぐに寝てしまったのだそう。優しい言葉かけがなかったからといって、旦那さんに罰を与えるような態度を取ってしまったことにも、投稿者は悩んでいるようです。
『そういう生きものばっかりだよ。いたわりの神経が欠落している』
『「察して」は通用しないのよ。ちゃんと言って欲しいことやして欲しいことは言葉にして伝えないと』
男性が細やかに女心を察するのは無理だというママたち。だからこそ態度ではなく言葉でしてほしいことを伝えることは大切なのかもしれません。「どうして大丈夫って言ってくれないの？」と言うことは、男性が嫌がると思っている投稿者さん。しかし旦那さんは旦那さん。今までの恋人とひとくくりにしてしまうものではないでしょう。これから一生添い遂げていくであろう相手に、自分の気持ちを素直に話すことは悪いことではありません。ただ感情的に言えば、争いの元になるのでご注意を。こっちが言われたくないことは相手も言われたくないもの。あくまでも穏やかに伝えるよう心がけてみてくださいね。

文・岡さきの編集・みやびイラスト・善哉あん

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