秦基博による一夜限りのプレミアムコンサート、BS松竹東急にてテレビ初放送<Philharmonic Night II>

「Hata Motohiro “Philharmonic Night II”」より/(C)岩佐篤樹

秦基博による一夜限りのプレミアムコンサート、BS松竹東急にてテレビ初放送<Philharmonic Night II>

3月22日(金) 17:00

秦基博が2023年12月26日に日本武道館で開催した「Hata Motohiro “Philharmonic Night II”」の模様を、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて3月24日(日)夜8時より放送する。そこで本記事では、テレビ初放送となる本ライブの内容や見どころを紹介していく。
【写真】幻想的な雰囲気に包まれる中、ギターを弾きながら熱唱する秦基博

■“鋼と硝子でできた声”と叙情性豊かな楽曲で注目を集めるシンガーソングライター

シンガーソングライターの秦基博は、2006年11月にシングル「シンクロ」でデビューを果たすと、その歌声が“鋼と硝子でできた声”と称され、叙情性豊かな楽曲とともに注目を集めた。2014年には、映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌である「ひまわりの約束」が大ヒットを記録。その後も次々と映画やCM、テレビ番組のテーマ曲などを担当。2017年に発売された初のベストアルバム『All Time Best ハタモトヒロ』では、自身初となるアルバムウィークリーチャート1位を獲得している。

そしてデビュー15周年の2021年12月には、日本武道館で「HATA MOTOHIRO 15th Anniversary LIVE “Philharmonic Night”」を開催。15人編成の弦楽オーケストラとともに、この日限りのオリジナルアレンジで秦の楽曲と歌声に揺られる、一夜限りのプレミアムコンサートとなった。

その後2023年12月26日に、「Hata Motohiro “Philharmonic Night II”」を開催。前回と同じ日付、同じ場所、そして前回と全く同じキャスティングで、秦の世界を堪能できる感動のライブが再び蘇った。秦は黒いスーツ姿でオリジナル曲やカバー曲を披露しており、通常のライブとはひと味違う雰囲気やメロディを楽しめる。

■「女性の歌声に憧れがある」と語る秦、Adelの「Eyes On Me」をカバー

弦楽奏者に続きステージにあがったトオミヨウの合図で始まるOvertureで幕を開けた「Philharmonic Night II」。Overtureの終わりとともに静かに登場する秦に対してさざ波のように拍手が起こると、トオミのタクトで「僕らをつなぐもの」の演奏が始まる。しっとりと歌いあげた秦は、「年の瀬の忙しいド平日によく都合を合わせてきてくださいました」「Philharmonicは『音楽を楽しむ』という意味です。ストリングスの美しい調べの中で、ゆったりと音楽を最後まで楽しんでいただけたらと思います」と観客に語りかけた。

続いてトオミのピアノ演奏が始まると、秦は観客に手拍子を求め、自らもギターを演奏しながら「月に向かって打て」「泣き笑いのエピソード」で柔らかな歌声を響かせる。続く「残影」では、弦楽オーケストラ率いる室屋光一郎とトオミによるドラマチックな前奏で会場を楽曲の世界観に引き込み、秦の繊細で伸びやかな声と弦楽が絡み合うように美しい旋律を奏でていった。

続く「イカロス」で見事なハイトーンボイスを聴かせた秦は、その後のMCで“カバー曲”について語り始める。前回はエルビス・コステロの「she」を歌った秦だが、「絶対的なこととして女性の歌声にはすごい憧れがある」と言って選曲したのは、イギリスの歌手・Adelの「Eyes On Me」。実は、とあるインタビュー記事で、Adelが“自分の曲は自分にしか歌えない”と言っているのを知ってしまったという秦。「今日は、ごめんなさい。Adelさんという気持ちでお送りしようと思います」と前置きしつつ、伸びやかでありながら骨太さを感じる歌声で「Eyes On Me」を歌いあげた。

続いて、「カサナル」はピンスポットに照らされた秦のギターで演奏がスタート。切ないメロディラインとギター、美しい弦楽のハーモニーで前半は終了となった。

■大ヒットソング「鱗」や「ひまわりの約束」なども熱唱

後半は弦楽の美しい演奏で幕を開けると、秦は透明感あふれる声で「鱗(うろこ)」を歌い出す。続くMCでは「1部のあとに休憩が入っておりますけど、どうですか?膀胱のほうは」と観客のトイレ事情を心配し会場を和ませる一幕も。

その後、再び「初恋」でしっとりした歌声を響かせると、軽快なストリングスに柔らかな声が踊る「夜が明ける」で会場の雰囲気が一変。弦楽とピアノ、ギターの三つ巴によるセッションのような掛け合いに、会場からは熱い拍手が送られた。その勢いに乗せて、「トレモロ降る夜」「Life is Art!」「キミ、メグル、ボク」とさらにノリの良いナンバーを披露し、会場からは手拍子が途切れることなく鳴り響く。

ここで一旦、ステージ上のメンバーを紹介すると、秦は最後に「皆さんもメンバーということで一緒に歌っていただけたらと思います」と呼びかけ、大ヒット曲「ひまわりの約束」を熱唱。その後「こうしてPhilharmonic Night IIを開催できて本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感謝を伝えると、「朝が来る前に」で美しいファルセットを武道館に響かせた。そして最後は深々と頭を下げる秦に、観客から温かい拍手が送られ、本編の幕が閉じた。

終演後、秦はXにて「ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました」と投稿。それに対し、ファンからは「とても豪華でロマンティックな夜になりました。ステキな夜をありがとう」「こんな素敵なステージを観られるなんて、今年は幸せでした」など称賛のコメントが続出している。



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