米川伸生「行列のできる回転寿司!?」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編)

米川伸生(左)麻美ゆま

米川伸生「行列のできる回転寿司!?」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編)

3月22日(金) 7:00

提供:
今回の“あなたに会いたい”は、回転寿司評論家の米川伸生さんです!

日本全国の回転寿司店を巡っていて、2007年に巡っていて、2007年には、『TVチャンピオン2』(テレビ東京系)の「回転寿司選手権」で優勝もされています。今でも、週に5回は回転寿司を食べに行くそうです。

週刊大衆の読者の皆さんも、回転寿司が好きな人は多いのではないでしょうか。今回は、全国のオススメの回転寿司店も教えてもらいましたよ!

■くら寿司やスシローだけじゃない!

ゆま「米川さんは日本全国の回転寿司店を巡っているんですよね。でも、回転寿司って、どこも似たようなものなんじゃないですか?」

米川「いえいえ。それは、とんでもない誤解です。確かに回転寿司といえば、『スシロー』さんや『くら寿司』さんなど、全国どこにでもある大手チェーン店のイメージが強いですよね。

だけど、僕が好きなのは“ご当地回転寿司”なんです」

■北は北海道から南は石垣島まで

ゆま「え?回転寿司も地域によって違うんですか」

米川「全然、違いますよ。だから僕は、北は北海道から南は石垣島まで、回転寿司を食べに行くんです。しかも、その時期に、その場所でしか食べられない回転寿司もたくさんあるんです」

ゆま「たとえば、どんなものがあるんですか?」

米川「9月、10月になると、北海道の回転寿司屋で、“本ししゃも”を出してくれるところがあります」

ゆま「ししゃもが… …焼いたものではなくて?」

米川「はい。ししゃもがお寿司で回ってくるんです。それは現地でしか食べられないんです。ししゃもは“水分含有率”が高く、輸送しようとしても水分が抜けてしまいますから」

ゆま「すごい!いきなり興味が湧いてきました」

■群馬の名店

米川「ご当地回転寿司を知ると、本当に楽しいですよ。ちなみに、ゆまさんは群馬県出身でしたよね?」

ゆま「はい。でも、群馬って海がないから、お寿司は有名じゃないかも……」

米川「何を言っているんですか!群馬といえば、伊勢崎に本店がある『群馬を握る、まぐろ問屋いちもん』さんがあります。実は、昨日も群馬まで食べに行ってきたんです」

ゆま「いちもん……?すみません、知らないです」

米川「ぜひ群馬に帰省されたときは食べに行ってください。ここは、地元・群馬の食材を生かした他にはないお寿司ばかり。郷土愛にあふれた回転寿司屋なんです。

僕のオススメは“大粒ブラックダイヤ”。下仁田の黒豆納豆を使ったお寿司で、まさに納豆のトロ!とも言えるおいしさですよ」

ゆま「食べたい!群馬はお寿司が有名じゃないという勝手なイメージを持っていて、ごめんなさい」

■東京にもご当地回転寿司

米川「もちろん、東京にも、たくさんのご当地回転寿司屋があります。その一つが『トリトン』さん。北海道オホーツク海・北見生まれの回転寿司屋さんで、東京だと池袋や品川、スカイツリーにも店舗があります。

同じく北海道で生まれた『根室花まる』さんもオススメで、東京にも数店舗あります。特に今はインバウンド人気がすさまじくて、1時間待ちも当たり前。お客さんも外国の方ばかりで、僕たち日本人がなかなか食べられない状況です(笑)」

ゆま「1時間待ち!?回転寿司って、そんなに人気なんですね」

■6時間待ちも

米川「金沢発の回転寿司屋『金沢まいもん寿司』さんは一時期、6時間待ちとかありましたからね(笑)。全国展開もされていて、今一番、勢いのある回転寿司かもしれません」

ゆま「東京にいても、ご当地回転寿司は食べられるんですね」

米川「はい。もちろん、そうは言っても、やっぱり現地で食べるのが一番おいしいですよ」

■貝がおいしい季節!期間限定商品も登場

「特に、これからの時期、北陸の回転寿司屋さんはホタルイカや白エビが出てくるので、オススメ。本当に新鮮で、おいしいんです。貝なんて、磯の香りがたまらないですよ」

ゆま「貝のお寿司もいいですよね!」

米川「4月になったら、愛知県では“生トリ貝”を出してくれる回転寿司もあります。これも期間限定で、そこでしか食べられないネタなので見逃せません(笑)。春が待ち遠しいです」

■きっかけはおばあちゃんの家の近くで…

ゆま「米川さんのお話を聞いていると、本当に回転寿司への愛を感じます。そこまで好きになった、きっかけは何かあるんですか?」

米川「きっかけは、幼少期に初めて行った、おばあちゃんの家の近くの回転寿司なんです」

ゆま「小さい頃に食べた回転寿司が、いい思い出になっているんですね!」

米川「はい。昭和生まれの人なら分かると思うんですが、昔って、お盆や正月に、おばあちゃんの家に親戚一同が集まることが多かったんです。その際、お寿司の“出前”を、よく取っていたんですよね」

ゆま「お寿司の出前って、ぜいたくな感じですね」

■好きなものを食べられる!

米川「ただ、出前だと、子供たちはトロとか食べさせてもらえないんです(笑)。そんなとき、おばあちゃんの家の近くに回転寿司ができたので、みんなで食べに行ったんです。すると、今まで自分の食べたかったものが、目の前まで回ってくる。自分の好きなものを手に取って、食べられる!ということが、幼心にすごく感動したんです」

ゆま「確かに回転寿司って、好きなネタを好きなだけ食べられるのが、一番の魅力ですよね。カウンターだけのお寿司屋さんは、変に緊張しちゃうし(笑)もっと、ご当地回転寿司を知りたいです。西日本のオススメ回転寿司店も教えてください」(次号につづく)

よねかわ・のぶお1966年、東京都生まれ。1970年、大阪万博で元祖寿司と出合い、回転寿司の魅力に取りつかれる。以降、回転寿司評論家として活動中。


【関連記事】
『コンフィデンスマンJP 英雄編』「27億円大ヒット」で続編制作「決定!」も…長澤まさみ「ハワイ問題」と東出昌大「YouTubeスキャンダル暴発・城田優と道連れ降板」の危機!!
所ジョージは5000万円の被害! 芸能人「マネージャー横領」事件簿
千秋楽パーティー禁止、タニマチ離れ「師匠失格」元横綱・白鵬の金欠地獄

日刊大衆

生活 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ