熱すぎるのも水風呂もNG「ととのう!」50代からの正しいサウナ入門

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熱すぎるのも水風呂もNG「ととのう!」50代からの正しいサウナ入門

3月21日(木) 7:00

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タナカカツキ氏によるマンガ『 サ道 〜マンガで読むサウナ道〜』(講談社)と、それを実写化したドラマ『サ道』(テレビ東京)が火つけ役となり、2010年」代後半から続く史上空前のサウナブーム。

当初は若者を中心に広がったが、

「コロナ禍での手軽なストレス解消にマッチしたこともあり、今では老若男女問わず人気。もはやブームとは言えないくらい一般化しています。ただ、サウナの入り方については、年代によって注意が必要なんです」(健康情報誌ライター)

■中高年は要注意

サウナで滝のように汗をかいてから、水風呂へザブ〜ン。これぞ、サウナの醍醐味では?

「中高年の人は避けるべきですね。特に50代以上の人が、このようなサウナの入り方をすると、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因になることもあります」

こう警鐘を鳴らすのは、温泉療法専門医として入浴の健康効果を研究する、東京都市大学人間科学部学部長の早坂信哉教授だ。

■血圧が200以上に

「熱いサウナ室で血管を広げた後に、冷たい水風呂で一気に血管を縮める。こうして自律神経を刺激することで、“ととのう”のが一般的なサウナの入り方ですが、これによって血圧が200以上になるという研究結果も出ています。

50代にもなると、血管に何か問題がある可能性もありますから、非常に危険なんです」(早坂教授=以下同)

では、中高年にとってサウナがNGかというと、それは違う。早坂教授は「50代からのマイルドサウナ」の入り方を教えてくれた。

■入る前にシャワーで温かいお湯、座る位置も大事

「サウナ室に入る前にシャワーで温かいお湯を浴びます。50代は自分が思っている以上に、体の順応が遅いんですよ。だから、まず体を慣らす必要があります」

座る位置も大事だという。

「下段に座るようにしましょう。上段と下段では20~30度の温度差がありますが、それでも十分な温浴効果は得られます」

そして、水風呂には入らないのがポイントだ。

「若い頃は急激な温度変化がプラスに働きますが、中高齢者にとって、それはマイナス効果しかありません。温かいシャワーで汗を流すくらいで十分です。また、腰や肩が痛くなる人は、温かいシャワーを浴びた後にストレッチをすると、痛みにも効果的です」

■男性更年期障害の改善

さらに、マイルドサウナが中高年に適している意外な理由が、もう一つある。それが、ED改善にも効果が期待できるという点だ。

「EDや男性更年期障害はストレスが原因で起こることも多いんですが、体をゆっくり温め、ゆっくり冷やすマイルドサウナは、ストレスを溜めない効果もあるんです」

50歳を過ぎたら、血管に刺激を与える“荒治療”ではなく、体を、ゆっくり温める“ととのわないサウナ”こそが、サウナの健康的な楽しみ方なのだ。


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