3月17日に横浜・ぴあアリーナMMで「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM 昼の部~未来が目にしみる~」が開催。前日には3期生・柏木由紀の卒業コンサートが行われたが、この公演では新たにAKB48に加入することとなった19期研究生の伊藤百花、奥本カイリ、川村結衣、白鳥沙怜、花田藍衣がお披露目された。
最年少はダンスが好きなしっかり者の13歳
19期研究生はライブ中盤にサプライズでステージ上に姿を現すと、「ギンガムチェック」をパフォーマンス。披露後のMCでは倉野尾成美と山内瑞葵も加わり、自己紹介を行った。
北海道出身の川村は「東京の電車の乗り換えが難しくて。レッスンの帰りに乗り換えを間違えてしまって、泣きながら、周りの人に聞きながら帰りました」と初々しいエピソードトークで客席を和ませると、グループ最年少ながらしっかり者だという13歳の白鳥は、倉野尾から「ダンス経験者なの?」と聞かれ、「経験者です。ダンス大好きです」と笑顔で答えた。
また、ライブ終盤には1月に発足したマレーシア・クアラルンプールを拠点とする姉妹グループ・KLP48に黒須遥香、行天優莉奈、山根涼羽が移籍することが発表された。3人は5月31日(金)までAKB48メンバーとして活動し、6月1日(土)からKLP48メンバーとして活動する予定となっている。
黒須遥香コメント
私は約7年間、AKB48としてさまざまな経験や気持ちを味わってきて、これからもこの場所でいろんな経験をしたり景色を見るという選択肢もあったんですけど、ここまで自分なりに全力で活動してきたからこそ、皆さんの応援を無駄にしたくないからこそ、今回新しい環境に一歩踏み出して頑張るという選択をしました。
海外での活動や1期生としてグループをつくっていくというのは初めての経験なので、ワクワクしています。応援してくださる皆さんとは物理的な距離は離れてしまうんですけど、心はずっとそばにいるので、これからも一緒にもっと大きな世界を見ていきたいなって思います。
やるからにはKLP48のセンター、いや、世界の黒須になるぞ!という気持ちで頑張りますので、ぜひ応援してくれたらうれしいです。
行天優莉奈コメント
(外国語で一言話して)今のはマレーシア語で、「私は皆さんのことが大好きです」とお話させていただきました。今回の発表で皆さんびっくり仰天してくれたんじゃないかなって思います。
AKB48が大好きで、AKB48は私の青春、全てだったし、(身を)捧げてきたもので、今度の4月3日で加入して10年になります。歌って踊ることがすごく大好きで、これからもたくさん歌って踊っていきたいなって思っています。そのなかでアイドル人生最後の挑戦、新しい挑戦としてこのKLP48に懸けていきたいと思います。新しくできるグループにAKB48グループの魅力を伝える架け橋になれたらいいなと思っています。
はーちゃん(黒須)も言った通り、物理的には遠くなってしまうと思うんですけれども、KLP48の行天優莉奈になったとしても、これからも皆さん応援よろしくお願いします。
山根涼羽コメント
移籍させていただくことになりました。自分で真っすぐな気持ちで決めたんですけど、いざ発表されるとちょっと寂しいなっていう気持ちも出てきちゃいました。
メンバーと離れるのはすごく寂しいんですけど、腹をくくって決めたので、KLP48をAKB48を超えるくらい大きなグループにして、自分自身も大きくなって、胸を張ってグループを引っ張っていける存在になれるように頑張ります。
ファンの人の気持ちを考えると、この数カ月すごく葛藤していたんですけど、心に決めたので、頑張って行ってきます!
取材・文・撮影/須田紫苑
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