阿部サダヲが主演し、宮藤官九郎が脚本を務める金曜ドラマ『不適切にもほどがある！』（TBS系／毎週金曜22時）の第8話が15日に放送。ラストに女優の小泉今日子がサプライズ出演したのだが、このときの小粋な演出に視聴者から反響が寄せられた。

【写真】「小道具も凝ってる」小泉今日子が読んでいた本

喫茶店「SCANDAL」のトイレにポスターが貼られ、初回から度々その名が上がっていた小泉だったが、第8話のラストでついに本人役で出演した。

令和にタイムスリップしてきたムッチ先輩（磯村勇斗）の目線の先には、「SCANDAL」で読書をしている1人の女性。ムッチ先輩が意を決して「キョンキョンですか…？」と尋ねると、女性は「はい…」とうなずく。それは58歳となった本物の小泉今日子だった。これにはムッチ先輩と、途中から店に入ってきた市郎（阿部）も大騒ぎだ。

ちなみにこのとき小泉が読んでいた文庫本のタイトルはヘイリイ・スレッサー著「快盗ルビイ・マーチンスン」（ハヤカワ・ミステリ文庫）だった。これは1988年に小泉と俳優の真田広之主演で映画化された『快盗ルビイ』の原作本。小泉は本作の主題歌も務めた。

よく見ると気付く小粋な演出になっており、視聴者からは「怪盗ルビィの文庫本じゃないかっ！！」「細かい」「小道具も凝ってるなあ」「素敵な演出」などの声が上がっていた。

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