間宮祥太朗、主演作「変な家」ネタバレ厳禁PRを説明「作品に対する信頼と自信の表れ」

(左から)佐藤二朗、間宮祥太朗

間宮祥太朗、主演作「変な家」ネタバレ厳禁PRを説明「作品に対する信頼と自信の表れ」

3月15日(金) 19:40

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違和感だらけの“変”な間取りを題材にしたミステリー映画「変な家」が3月15日、全国317館で封切り。東京・TOHOシネマズ日比谷で、初日舞台挨拶が行われ、主演の間宮祥太朗と佐藤二朗、共演する川栄李奈、瀧本美織、斉藤由貴、石川淳一監督が出席した。

【イベント写真】「変な家」豪華キャストのソロショット

“変”な間取りをめぐる真実に迫るYouTube動画をもとに、動画制作者・雨穴が自ら物語の続きを加筆して書籍化したベストセラー小説を映画化。間宮がオカルト専門の動画クリエイター・雨宮、佐藤がオカルトネタの提供者であるミステリー愛好家の設計士・栗原を演じている。

東宝によると同日15時までの動員と、土日の座席予約数を考慮すると、興行収入20億円突破を狙える好スタート。ネタバレ厳禁の本作は、プロモーション活動にも制約があったというが、間宮は「いろんなことを隠して隠して宣伝してきたが、作品に対する信頼と自信の表れだと思う」と説明し、「皆さんのクチコミが、より多くの人に見てもらえる爆発力になると思うので、SNSなどでどんどん発信していただき、いろんな人に(作品の)刺激を伝えてほしい」とアピールした。

佐藤は「とてもいい滑り出しだと聞いています」と好調な客足に安どの表情。「どんな映画もそうですけど、公開されたら、お客様の手で育ててもらわないと。ネタバレも多いですけど、ぜひ皆さんも“共犯”関係になって、映画を可愛がってもらえれば」と客席に呼びかけた。

また、佐藤はプロモーション活動を振り返り、「ホラー映画という表現はNGだった」と暴露。石川監督は「お子さんからご年配の方まで、見てもらえるように、(恐怖描写は)程よい塩梅でやらせていただいた。もっと怖くできるんじゃないか、まだ甘いと思う人もいるはずで、もし、次があったら、そこを狙っていきたい」と次回作の構想を明かしていた。

映画は、ポルトガルで開催された第44回ポルト国際映画祭に出品され、審査員特別賞を受賞したばかり。期間中、現地入りしていた間宮は「日本でも一切試写をしない映画で、観客として初めて見てもらうのが、ポルトの人たちだった。どんな反応なのか、想像つかず、最初は不安だったが、一緒に映画を見ていると、徐々に(雰囲気が)温まって、中盤では笑いも起こった」と海外でのリアクションを報告していた。

【作品情報】
変な家

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