免疫学者・順天堂大学特任教授が提唱!花粉症で長生き&タバコで風邪引かない

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免疫学者・順天堂大学特任教授が提唱!花粉症で長生き&タバコで風邪引かない

3月15日(金) 7:00

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「今年は暖冬に加え、季節外れの暖かさが影響し、スギ花粉の飛散開始が例年より早まり、飛散量も増える日が多くなる見込みです」(全国紙科学部記者)

花粉症の人にとっては非常につらい季節の到来となるが、意外な“朗報”も届いた。

■がんの発症リスク半分以下

「東大や岐阜大学など、いくつかの研究チームの論文によれば、花粉症の人は、そうでない人に比べて、がんの発症リスクが半分以下、さらに、呼吸器系疾患による死亡リスクは62%低かったという結果が報告されているんです」(医療系専門誌記者)

もちろん、この研究結果のみで“花粉症は長生き”と決めつけることはできないが、

「これらの報告によれば、花粉によって免疫が過剰に反応するのは免疫力が活発な証拠で、つまり、花粉症の人は病気に対する抵抗力も高いのではないかという仮説が成り立つというんです」(前同)

日進月歩の現代医療において、常に“常識”は覆されてきた。今の段階では「え?そんなこと、ありえるの!?」という仮説でも、後に、それが“常識”になることだって、ないとは言い切れない。

■喫煙で免疫力が上がる

「免疫力で言えば、さらに驚きの仮説があります。なんと、喫煙によって免疫力が上がるというんです」(同)

この説を提唱する、免疫学者で順天堂大学特任教授の奥村康氏に話を聞いた。

「実はタバコを吸うことで、体内では軽い炎症が起きていて、それが適度な刺激になり、免疫力を上げているんです。だから喫煙者のほうが風邪もひきにくいし、口内炎が起きにくい。また、新型コロナの感染率が低いともいわれています」

医学界では“非常識”とも言えそうな内容だが、奥村氏は免疫力と喫煙について、こう続ける。

■NK細胞はストレスに弱い

「免疫の面で重要な役割を果たすものに“NK細胞”があります。この“NK”は“ナチュラルキラー”の略で、これは体の中を常にパトロールする“警察官”のような存在。体外から入ってくるウイルスや病原菌、また体内に潜むがん細胞を攻撃してくれる細胞です。このNK細胞は、実はストレスに弱いことが分かってるんです」

つまり、喫煙によってストレスを解消できれば、NK細胞の活性化につながるというのだ。

●ニコチンの作用

しかし、タバコには発がんリスクを高める有害物質も含まれているが、

「“禁煙するストレス”と“喫煙でストレスを解消できるメリット”の、どちらを取るかべきかということです。ニコチンにはストレスを解消させる作用もあるし、タバコを吸うときは頭を空にして深呼吸をしているのも、NK細胞の活性化につながります」(奥村氏)

喫煙でストレスを解消できるなら、無理にやめる必要はないと奥村氏は言う。

「そもそも喫煙と肺がんの因果関係は、実は立証されていないんです。現在は非喫煙率が高まっているのに肺がんの死亡者は増えていますから。免疫学の立場からは、どちらかを選択するなら“喫煙でストレスを解消できるメリット”を取るべきと断言します」

“花粉症で長生き”し、“喫煙で免疫アップ” 。どちらもセンセーショナルな説ではあるが、いつの日か、これらが現代医療の“常識”となる時代が来るかも!?


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