【第47回日本アカデミー賞】高橋文哉、アイナ・ジ・エンドらが新人俳優賞を受賞福原遥は亡き祖母との夢叶える

高橋文哉

【第47回日本アカデミー賞】高橋文哉、アイナ・ジ・エンドらが新人俳優賞を受賞福原遥は亡き祖母との夢叶える

3月8日(金) 22:00

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第47回日本アカデミー賞の授賞式が3月8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、新人俳優賞をアイナ・ジ・エンド、桜田ひより、原菜乃華、福原遥、市川染五郎、黒川想矢、高橋文哉、柊木陽太が受賞。映画界の期待を背負う若手俳優たちが、それぞれの思いを語った。

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「レジェンド&バタフライ」に出演した市川は「森蘭丸という役をやらせていただきました。10代のうちに出合えたことを嬉しく思っております」と喜びを噛みしめる。

「怪物」に出演した黒川は「僕は今、2つの自分と戦っています。『怪物』で湊役を演じられたのは、是枝監督はじめ、たくさんの方々のサポートや運でしかないと思う僕と、このような華やかな舞台に立たせていただいたり、称賛の声をたくさんいただくうちに、まるで自分の力でやり遂げたと勘違いしてしまう自分です。これから先、この戦いは長く続くと思いますが、僕は毎回この感情の戦いに打ち勝って、常に優しい人間であり、俳優でありたいと思います」と言葉に力を込める。

同じく「怪物」に出演した柊木は「依里を演じられて幸せでした。それと同時に、この先も俳優をやっていくうえで超えなければいけない壁だとも感じています。ここに留まらず、前を向いて着実に努力を積み重ねて、たくさんの方の心を動かせるお芝居をして、またいつかこの場所に戻ってこれるよう頑張りたいと思います」とスピーチ。

「交換ウソ日記」で主演を務めた高橋文哉は、「僕はここにいる人間のなかで芝居の一番の赤ちゃんだと思っています。ここからまだまだ伸びしろがたくさんあって、僕は芝居が好きです。芝居で役を生きている時間が、もはや自分なんじゃないかってくらい、自分らしくそこにいられていると思います。大先輩が作り上げた映画界の道のりを、自分らしく全速力で、フルエンジンで走り抜けて、またここに立ちたいと思います」と決意を新たにした。

岩井俊二監督作「キリエのうた」で主演を務めたアイナ・ジ・エンドは、「自分がお芝居や映画の世界に飛び込むことは、不安で仕方がありませんでした。もう曲が作れないですと岩井さんに泣きついたこともありました」と明かす。共演の広瀬すずや松村北斗を見て「お芝居って楽しいのかもしれない」と教えられたそうで、「私の心はいつもヒリヒリしていたけれど、生きていていいんだって、このまま魂を宿して歌っていけばいいんだって岩井さんに教えていただきました」と感謝を伝えた。

「交換ウソ日記」でヒロインを演じた桜田は「この世界に入って16年経ちました」と振り返り、「ここからがスタートだと思っています」とさらなる飛躍を誓う。「ミステリと言う勿れ」の原菜乃華は「撮影中はずっと自分なんかでいいのかなっていう思いがあったのですが、監督や菅田(将暉)さんはじめキャスト、スタッフの皆様が本当に温かくて、何度も助けていただきました」と感謝を伝えていた。

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の福原は、「誰よりも応援してくれた、大好きな祖母が先日亡くなりました。小さい頃から、祖母といつかこのアカデミー賞という場に立てたらいいねと一緒に夢見ていたので、他界する前に素敵な報告ができて、本当に喜んでもらえたのが嬉しかったです」と目を潤ませていた。

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(C)日本アカデミー賞協会
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