デイミアン・チャゼル監督、「バビロン」での失敗をふり返り、将来への懸念を語る

デイミアン・チャゼル監督

デイミアン・チャゼル監督、「バビロン」での失敗をふり返り、将来への懸念を語る

3月6日(水) 16:00

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デイミアン・チャゼル監督が、「バビロン」の興行的な失敗により自らの将来に懸念を抱えていることを明らかにした。

ブラッド・ピットとマーゴット・ロビーを主演に迎えた「バビロン」は、ハリウッドの黄金時代を再現した群像ドラマ。チャゼル監督が自ら脚本を執筆した同作には8000万ドルの製作費が投じられたものの、2022年に公開された同作の北米興収は1500万ドル、世界累計興収も6300万ドルにとどまっている。

ポッドキャスト「トーキング・ピクチャーズ」に出演したチャゼル監督は、「確かに金銭面において『バビロン』は大失敗だった」と告白。「クリエイティブ面おいてその影響を受けないようにしているが、それは難しい」

チャゼル監督は現在、次作の脚本を執筆中だという。内容についてはいっさい語らなかったが、「バビロン」のような大作ではないようだ。「幻想は抱いていない。『バビロン』のような予算をもらえることはしばらくないだろう。少なくとも次の映画は違うだろうね」

「セッション」でデビューを飾り、「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞監督賞を受賞したチャゼル監督にとって、「バビロン」は初めての挫折といえる。今回の経験を糧に、映画ファンをあっと言わせるような傑作を期待したい。

【作品情報】
バビロン

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Photo by Laurent KOFFEL/Gamma-Rapho via Getty Images
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