【EXILE TETSUYAさん・第1回】キッズ記者が直撃!ダンスが上手くなる方法を教えて

3月5日(火) 11:00

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EXILE・EXILE THE SECONDのパフォーマーとして活動する一方、2023年10月に教育・育成事業を総括する株式会社expgの代表取締役社長CEOに就任したEXILE TETSUYAさん(以下、TETSUYAさん)。近年はキッズから小中学生、高校生、成人までを対象にした教育・健康分野にも力を入れています。
多岐にわたり活躍するTETSUYAさんに今回インタビューをしたのは、ママスタセレクトのキッズ記者・ゆうまくん。ゆうまくん自身もダンスを習っているそうで、憧れのTETSUYAさんを前にかなりドキドキしているようです……。
「もっとカッコよく踊りたい」を探し続けることが、上達への第一歩
ゆうまくん: TETSUYAさんがダンスを始めたのは、いつですか?

TETSUYAさん: ゆうまくんは、今何歳?8歳か!僕がダンスを始めたのは遅くて、19歳なんですよ。大人になってから始めたので、今の若いダンサーたちを見ていると「上手いなー」って思います。小さい頃からずっと練習している子たちには、やっぱり敵わないなって。
ただ、僕は19歳からダンスを始めて28歳でEXILEになれたんですよ。それはすごく幸運なことだったなと思います。

ゆうまくん: どうやってダンスが上手になりましたか?

TETSUYAさん: 上手になりたい?そうだよね。練習はしているの?

ゆうまくん: しているけど、あまり上達しません。

TETSUYAさん: ゆうまくんくらいのときは、圧倒的に憧れるような存在を見つけることで、すごく成長すると思います。憧れている人はいる?いないなら、好きな音楽はある?ダンスって音楽がないとできないから、どれだけ音楽を聴くか、どれだけ音楽を好きになれるかで大きく違ってくると思います。じゃあ、知っているEXILEの曲はある?

ゆうまくん: 「Choo Choo TRAIN」!片手をクルクルしながら、みんなで回る……。

TETSUYAさん: そうそう!僕がEXILEになってから、何回回転したと思う?

ゆうまくん: えーっ?!

TETSUYAさん: 自分でも数え切れないくらい、回っているんだよ。でもね、毎回やるたびに「難しいな」って思います。「簡単にできるな」と思ったことは、一度もない。「これだったら完璧」という正解がないのが、ダンスだから。ずっと、大人になっても自分なりの正解を探していかなきゃいけない。
たとえば好きな楽曲のダンスを踊れるようになったとしても、それは正解じゃないんだよね。その先に「もっとカッコよく見せられるダンスがあるんじゃないか」とか、「ここはもう少し早くターンしたほうがいいかも」とか、そういうことを探し続けるのもダンスの楽しさのひとつ。それを楽しめるようになったら、上手になれる気がします。
ひとつの同じ曲をずっと踊り込むことも大事だし、いろいろなジャンルの曲を踊ることも、もちろん大事。両方やってみるといいかな。
ダンスの基礎は「ダウン」と「アップ」。まずはここをしっかりと
1_3041 ゆうまくん: 家でできる練習方法はありますか?リズム感が身につくような。

TETSUYAさん: リズムトレーニングやアイソレ(アイソレーション:首や肩など、身体の一部だけを動かす練習)は、やっている?え、振り付けしかやったことがないのか!それは今どきだね(笑)。
ただ、やっぱりすべてのダンスの基礎になるのは、リズムトレーニングとアイソレだと思います。もちろん振り付けがやりたくてダンスを好きになるのは、すごく良いことだと思うけど。本当に上手になりたいと思うのなら、リズムトレーニングをやったほうがいい。どんなものがあるか、知っている?「ダウン」「アップ」は知っている?
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「ダウン」は音楽のリズムに合わせて、身体を沈めるように下げる動作。「アップ」はリズムに合わせて身体を引き上げる動作です。
「やったことがない」というゆうまくんに、「じゃあ、やってみる?」とTETSUYAさん。音楽を流しながら、直々のレクチャーが始まりました。
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TETSUYAさん: おー、いいね!この動きを、止まらずにずっとやる。信号待ちの間も、電車の中でも吊革につかまりながら、ずっとやる。家の中でお風呂に行くときも、とにかくずーっと。ずっとできるようになると、ダンスがすごく上手になると思います。この基礎があって振り付けがある、というのが本来の順番。飛び越しても踊れはするけど、いつか伸び悩むときが来る。ゆうまくんも、まずはやってみてください。

ゆうまくん: (コックリうなずくと)あと、僕は発表会で緊張してしまうのですが、TETSUYAさんは緊張したときにどうしていますか?

TETSUYAさん: どうして緊張するんだろうね?「上手くできるかな」「間違えないように」という不安もあると思うけど……。僕なら緊張を食べちゃうな。僕も緊張した経験はたくさんあるけど、そのたびに「食べちゃおう!」って思うようにしています。どれだけ練習してもどれだけ頑張っても、ステージに立ったり人に見られたりするときは緊張しますよね、それは必ず。そこは、自分で乗り越えるしかない。緊張することも含めて「全部楽しんじゃおう!」と思えば、そんなに気にならなくなると思います。
TESTYAさんの目の前で、キッズ記者がダンスを披露!


ゆうまくん: TETSUYAさんがダンスをして、よかったことはなんですか?

TETSUYAさん: 一番よかったのは、やっぱりEXILEになれたこと。あとは……いっぱいありすぎるな(笑)。ダンスを始めてから、トレーニングも始めました。そこで自分の身体を鍛える大切さを知ることができて。それからすごくうれしかったのは、ファンのみなさんが自分のダンスを楽しみにしてくれること。楽しみにしてくれている人のために、「お金を払ってでも、ダンスを観に行きたい!」と思ってくれるまで、めちゃくちゃ上手にならないと。“どうすればそう思ってもらえるかな?”と考えながら練習を続ければ、いつかそこにたどり着くかなと思います。

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ここで、インタビューが終了。

大役を果たしたゆうまくんに「どうでしたか?」と尋ねると、「緊張しました。あと、ダウンとアップをやることでダンスが上手になると聞いたので、やってみようと思いました」と、やる気に満ちた返答が。直々に教えてもらったことが、かなりのインパクトだったようです。

その様子をニコニコと見ていたTETSUYAさんが「せっかくだからダンスを見せてほしいな」と、リクエスト。少々びっくりした表情を浮かべながらも、コックリうなずいたゆうまくん。曲に合わせてダンスを披露しました!

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TETSUYAさん: カッコいい!すごくいいよ。これだけ踊れるならダウンとアップ、あとはアイソレーションをしっかりやれば、もっと上手になる。頑張って!

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TETSUYAさんの励ましに、ゆうまくんはさらなるやる気が芽生えたようでした。

次回からはママスタセレクト編集部が、TETSUYAさんが行っている次世代を担う子どもたちに向けた活動や教育への思いなどについてうかがいます。どうぞお楽しみに。

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取材・キッズ記者文・鈴木麻子撮影・松橋晶子編集・千永美

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