本郷奏多と成海璃子の涙の名演に胸が熱くなる<アイのない恋人たち>

「アイのない恋人たち」第7話より/(C)ABCテレビ

本郷奏多と成海璃子の涙の名演に胸が熱くなる<アイのない恋人たち>

3月4日(月) 13:27

福士蒼汰が主演を務めるドラマ「アイのない恋人たち」(毎週日曜夜10:00-10:54、テレビ朝日系)の第7話が3月3日に放送。多聞(本郷奏多)と栞(成海璃子)カップルの行動が感動を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
【写真】真和(福士蒼汰)はもう一度脚本の仕事にチャレンジする

■新たな一歩を踏み出そうとする真和たち

同作は、遊川和彦氏が脚本を務めるオリジナル作品で、「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」と、それぞれにアイが欠けている者たちによるラブストーリー。2024年の東京を舞台に、恋愛偏差値が低いワケありアラサーの男女7人が織り成す物語が描かれる。

福士が扮(ふん)するのは、心から人を愛することからも愛されることからも逃げているため「愛がない男」と呼ばれている33歳の売れない脚本家・久米真和。ほか、男性経験のないまま31歳になったブックカフェ経営者・今村絵里加を岡崎紗絵、真和の高校の同級生で女性と付き合ったことが一度もない「自分がない男」淵上多聞を本郷奏多、多聞と同じ食品会社に勤める29歳の冨田栞を成海璃子、真和の高校の同級生で「見る目がない男」と揶揄される警察官・郷雄馬を前田公輝、結婚に対して強い焦りを抱いている区役所勤めの近藤奈美を深川麻衣、真和の高校の同級生で初恋相手の稲葉愛を佐々木希が演じる。

第8話は、それぞれが新たな一歩を踏み出そうとする一方で、心の中では恋の未練を残していた。そのなかで、多聞は栞と東京と長野で距離的に離れてしまう時を迎え、ある行動をした。


■絵里加に一喝され、多聞は東京を離れる栞に会いに行く

女性経験がないことが心に引っかかり、風俗店で初体験を済ませたと真和たち、そして栞にも打ち明けた多聞。会社を辞めて実家に戻る栞が旅立つ日、栞と入れ違いに絵里加の店を訪れた。そこで「俺と付き合いませんか」と投げやり風に冗談を口にした多聞に、絵里加は「あんたに飲ませるコーヒーはない!」と一喝。栞を追いかけるように言った。

長距離バス乗り場へ向かった多聞に、「自分出すようになってから全然楽しそうじゃない」と話し始めた栞。「最後だから言わせてもらいますけど、あなたは自分がない人なんかじゃない。本当に誰に対しても思いやりのある優しい人です。だから、どうか、私が出会ったころの多聞さんでいてください。私が好きだったころの多聞さんでいてください」と続けた。

すると、多聞は実は初体験はできなかったのだと明かした。「好きな人じゃないと意味がない」という真和の言葉を実感したと涙を流しながら。そして「好きな人できるかな、冨田さん以上に」との言葉に、栞もグッときたような表情を見せた。

バスの発車時間となり、乗り込んだ栞。だが、ブレーキ音がして多聞が顔を上げると、栞がバスを降りて駆け寄り、多聞に抱きついた。そして、2人は一夜を共にすることに。


■本郷奏多&成海璃子の演技にも称賛の声

「自分がない」と言われてきた多聞が変わろうと思ったのは、栞の存在が大きい。でも栞はそんな多聞のありのままの姿を好きになっていた。その多聞は、「好きな人できるかな、冨田さん以上に」と自然に言えるようになり、それは自分を出せるようになっているともいえる。

本郷と成海、2人の実力派俳優による涙のシーンは深く印象に残るものとなった。視聴者からは「多聞と栞ペア今回めっちゃ最高だったな」「多聞さんへの栞ちゃんのお願いの言葉は泣けた」「多聞&栞カップル好き」「本郷奏多さん、成海璃子さんの泣きの演技にも引き込まれました」などの声が。

また、本郷は、同日に放送中の大河ドラマで、多聞とはまったく異なる強烈キャラクターを演じており、そのギャップに魅了される反響も寄せられている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部



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