アニメの実写化を推し進めてきたディズニーの制作部長が辞任

ショーン・ベイリー

アニメの実写化を推し進めてきたディズニーの制作部長が辞任

2月28日(水) 11:00

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ディズニーの実写映画部門で15年近くにわたり制作部長を務めてきたショーン・ベイリーが退社することが明らかになった。

ベイリーは2010年からディズニーの実写映画を担当し、「アリス・イン・ワンダーランド」「マレフィセント」「ライオン・キング」「美女と野獣」「アラジン」「ジャングル・ブック」など、往年のディズニーアニメを下敷きにしたヒット映画を連発。だが、2023年に公開された「ホーンテッドマンション」と「リトル・マーメイド」が期待外れの興行成績に終わっていた。

このたび、ディズニーの実写部門と20世紀スタジオ(元:20世紀フォックス)が統合されたのをきっかけに、代表にサーチライト(元:フォックス・サーチライト)のデビッド・グリーンバウムが選出された。サーチライトにおいて「シェイプ・オブ・ウォーター」や「ブラック・スワン」など数々の成功作を送り出してきたグリーンバウムが、ディズニーの実写映画を統括することになる。

なお、ベイリーは退社するものの、「トロン」シリーズ第3作「Tron: Ares(原題)」のプロデューサーとして、ディズニーとの関係を継続するという。

【作品情報】
リトル・マーメイド

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The Walt Disney Company/Image Group LA via Getty Images
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